23心理サイエンス応用演習1-01

ガイダンス
サイエンス応用演習を受講予定の皆さんは、すでにサイエンス基礎演習でゲームエンジンUnityや、マイクロコンピュータであるArduinoを経験されたことと思います。本年度の心理サイエンス応用演習では、

・より複雑な電子工作を用いた生体測定
・アクティビティトラッカーを用いた健康管理方法
・動画編集・情報発信用ブログの作成方法
・AR・AI技術を用いた測定

等のテーマを扱っていきたいと思います。

リアクションの記入
課題が終わった方は、下記アドレスから授業当日中にリアクションを登録してください(リアクションは出欠記録を兼ねています)。
心理サイエンス応用演習1リアクション

TPSを作ってみる(2)

TPSゲームを作ってみる2
 今日は先週に続いて、TPSでゲームっぽいものを作り込んでみましょう。
1.敵キャラに個性をつける、2.プロップ(小物)を設定する、3.爆弾をセット
の順番で参ります。課題がたまる時期なので、とりあえず動画を見て、できそうなところまでやっていただければOKです。もちろん、Unityを身に着けたいのであれば、全部やったほうがベターですが。でも夏休みにゆっくり、じっくりやるのでも良い気がします。必要なスクリプト等は下記リンクから入手してください。

リアクションの記入
 課題が終わった方は、下記リンクより、授業配信日を含め3日以内にリアクションを登録してください。ファイル等を送っていただく必要はありません。
心理サイエンス基礎演習2リアクション

TPSを作ってみる(1)

TPSゲームを作ってみる
 キャラクタを扱えるようになると、やっぱり自由に動かしてみたくなりますよね。キャラクタの表現方法は、基本的に1人称視点(FPS)と3人称視点(TPS)しかないと思いますが、体を動かしている感があるのはTPSかなと思います。今回と次回では、TPSゲームの作成を通して、キャラクタの使い方を学びましょう。完成すると、こんな感じのものができる予定です。今日の解説動画では、下記のアセットを使用しています。予めダウンロードしておくとスムーズに進められると思います。
・Standard Asset
・AllskyFree
・PBR Materials – Wood & Metal
・Industrial Models
Low Poly Props Pack 2023年現在利用不可のようです
Road Props PackおよびSimple Street Propsで置き換えてください

リアクションの記入
 課題が終わった方は、下記リンクより、授業配信日を含め3日以内にリアクションを登録してください。ファイル等を送っていただく必要はありません。
心理サイエンス基礎演習2リアクション

キャラクタの作成

キャラクタを読み込んで見る
 今回はキャラクタの読み込み、表示方法を紹介します。ここでは,Mixamoからモーション付きのキャラクを読み込み,シーン上に配置する方法を学びます。キャラクタの取り扱いができるようになると,様々な心理学的な実験に利用できるようになるので,利用法の幅が広がると思います。

リアクションの記入
 課題が終わった方は、下記リンクより、授業配信日を含め3日以内にリアクションを登録してください。ファイル等を送っていただく必要はありません。
心理サイエンス基礎演習2リアクション

ライトの使い方(応用編)

ライトを応用してホラーを作る
 今回は、Flooded GroundsとAllSky Freeというアセットを用いて、光源を操作し、ホラーゲームっぽいものを作ってみます。懐中電灯を作る事例も参考にすると良いかもしれません。

高品質なアセットの紹介
 よく探すと、「え、こんなクオリティのものが無料?」というような秀逸なアセットが、結構公開されていたりします。sbbututuyaさんのアセットは、有料ですが日本の風景がとても美しく再現されていて見惚れます。

リアクションの記入
 課題が終わった方は、下記リンクより、授業配信日を含め3日以内にリアクションを登録してください。ファイル等を送っていただく必要はありません。
心理サイエンス基礎演習2リアクション

ライトの使い方(基礎編)

ライト(光源)の使い方
 ここではライト(光源ともいう)の使い方、基本的なところをひととおり学びましょう。ここでは、以下の項目を学びます。
・DirectionalLight
・PointLight
・SpotLight
・Skyboxとの関係

インテリアのセッティング
 光源の使い方がおおまかにわかったところで、インテリアのセット方法を学んでみます。Unityを実験で使う場合は、インテリアをうまく使えると、応用の幅が広がりますので、環境デザインなどに興味がある方は、真面目にやっておくことをお勧めします。
ここでは、以下のアセットを利用します。
・City Street Skyboxes Vol. 1
・Office Room Furniture

驚異のUnityインテリアアセットたち
 建築を実際に行う前に、CGを使って「完成するとこんな感じです」とデモンストレーションをすることがあります。そのような映像作成に、Unityはよく使われます。FPSコントローラーで内部を動き回れるので、実感をつかみやすいというわけです。腕が良い人が作成する建築モデルの臨場感は凄まじく(たとえばこの人の作品群などマジでヤバいです)、VRで内部に入ると「新しい時代来たな・・・」と、ほとんどの人が絶句します。

リアクションの記入
 課題が終わった方は、下記リンクより、授業配信日を含め3日以内にリアクションを登録してください。ファイル等を送っていただく必要はありません。
心理サイエンス基礎演習2リアクション

22心理サイエンス基礎演習2

授業の目的
本演習は心理学における実験研究に有用な、様々なテクニックを身につけることを目的とする。具体的には、従来の心理学に、プログラミング、CG、VR、電子工学、デジタルファブリケーション等の技術を組み合わせ、独創性の高い研究を実施する力を養う。

到達目標
1.プログラミングやデジタルファブリケーション、CGなどに関する各種ソフトウェア等に触れ、それらの技術を応用した実験刺激を作製できるようになる。
2.上記のスキルをベースに独自の研究アイデアを発案、他者にわかりやすく伝えることができるようになる。

授業コンテンツ
 後期は前期に引き続きUnityを学びます。今回はキャラクタを作成し、3人称視点の簡単なゲームを作成します。
・ライトの使い方(基本編)
・ライトの使い方(応用編)
・キャラクタの作成
・TPSを作ってみる(1)
・TPSを作ってみる(2)

22心理サイエンス応用演習2

デジタルスキル学習の重要性
デジタルスキルを学ぶ事は、「未来をより良く生きる」ために大変重要な事です。特に今は、情報発信する力がモノを言う時代へと変化しています。ブログや動画などに情報をまとめ、わかりやすく説明する力は、ピアラーニングの視点からも大変重要です。

・動画編集方法を学ぶ
・BGMの取得

23心理サイエンス基礎演習1-02

Unityとは?
 Unityは、基本的に無料で利用できること、一般ユーザーにもほぼ全ての機能が開放されていること、などなどの理由により、現在もっともシェアの高いゲームエンジンの一つです。利用者が多いため、多くの本やWebサイトで解説され、学びやすい事も大きな特徴です。もちろんゲーム作成だけでなく、様々な心理学の実験にも利用可能です。

ここでは心理学への応用を想定して、Unityの大まかな使い方を学びます。Unityのインストールから基本的な操作方法の学習、FPS(1人称視点)コントローラの導入、景観の作成、Web上での公開方法までを扱います。これらの動画では、以下のアセット(ソフトウェア資産)を使います。
Standard Assets (for Unity 2018.4)
AllSky Free – 10 Sky / Skybox Set
Rock package

Unityのインストール
開発元は、UnityHubを使ったインストールを推奨しているようなので、ここでもまずはUnityHubをインストールし、つぎにダウンロードアーカイブからUnityをインストールします。Unity にはたくさんのバージョンがありますが、ここでは2019.4.12をインストールしておくようにしてください。

Unityエディターを使う
視点の変更やオブジェクトの配置など、エディタ操作の基本を学びます。Unityエディターを使うにはUnityでアカウントを登録する必要があります。googleアカウントを持っている方は、それを使うこともできます。また、Visual Studio(プログラムエディタ)を使うために、Microsoftのアカウントが必要になりますので、必要に応じて用意してください。

「マウス中央ボタンドラッグ」で視点移動
「Alt+マウス左ボタンドラッグ」で視点回転
「F」キーで選択中のオブジェクトを視点の中心にする

FPSコントローラを設定する
FPSコントローラーを配置し、一人称視点で世界の中を動き回る方法を学びます。FPSコントローラで飛び石を渡る簡単なゲームを作成してみます。

Assetの導入方法は、若干変更されています。詳しくは下記動画をご覧ください。

「Ctrl+D 」でオブジェクトを複製する(Duplicate)
「Ctrl+P」でゲームモードに移行するorエディターに復帰する

Terrain(地形)を作成する
Unityを使った地形作成は、箱庭を作っているような楽しさがあります。動画では大急ぎで作っていますが、少し時間をかけてディテールにこだわって作っていただくと、楽しく学べると思います。青空、夕空、曇り空の3種類を作り、スクリプトで切り替えられるようにします。

WebGL形式でビルドして公開する
公開しないと閲覧してもらえないので、WebGL形式でのビルドは非常に重要なプロセスです。しかし、WebGL自体が比較的新しい技術ということもあり、難易度は高めです。パソコンに登録されたユーザー名や作業フォルダ名に日本語が含まれていると、ビルドに失敗する事があるようです。

自分のWebサイトをもっていない場合は、UnityRoomのようなWebGL形式のコンテンツを無料で公開させてくれるサイトを利用する事も可能です(ただし広告が出ます)。レンタルサーバーはさくらインターネットロリポップなどで年間5000円程度で借りる事ができるので、実験用にはこちらが良いと思います。

リアクションの記入
 授業内のインストラクションに従い、下記アドレスからリアクションを登録してください。
心理サイエンス基礎演習1リアクション