ストレス・リラックス時の皮膚温変化

ストレス・リラックス時の末梢皮膚温変化
 ストレスがかかると交感神経が活動し、 指先の血管は収縮します。 その結果として指先の血流量は減少し、指先の皮膚温が徐々に低下していきます。そのことを利用することで、実験参加者が課題に対してどの程度ストレスを感じているのか、逆にどの程度リラックスしているのかを、数値として表すことができます。この実験実習では、緊張を伴うストレス課題と、リラックス課題を用いることで、心の状態が体( 指先の皮膚温)にどのように現れてくるのかを体験します。

データ処理のインストラクション
 データの処理およびレポートの作成方法は、下記の動画をご覧ください。自分のデータを抜いて分析などする必要はありません。

<追加・変更情報>
図表のタイトルについて
 図表の上、左寄せで配置する。「Table」「Figure」を用い、通し番号を付けて改行し、2行目に左寄せでタイトルを記入する。
p値について
 pやtのような統計量はイタリックで記述してください。p値については正確な値を小数点以下2桁あるいは3桁で記述し,p値が.001より小さいときは,p<.001 と記述することが推奨されています。上記動画中ではjsstarを用いていますが、jsstarにはp値が表示されません。p値を表示したい場合はSASを使用してください(SASによる分析事例)。
引用について
 引用する文献が共著で、著者が3 名以上の場合、第1 著者名以外は「他」,”et al.”と略記する。

統計処理ソフト js-Star

実験刺激
実験刺激(計算課題)→Arithmetic-Task
実験刺激(リラックス課題) Robin-Wood Thrush-Hermit Thrush-Veery

参考文献
騒音刺激が鼻部皮膚温度に及ぼす効果
白色雑音に対する鼻部皮膚温と主観的状態の対応
低コスト生体計測器を利用した心身相関体験プログラムの実施

レポートの提出
 こちらのページからMicrosoft Word形式でお送り下さい。その際、レポートのファイル名は「ストレス時の皮膚温変化」として下さい。レポートと併せて、授業課題に対するリアクションも記入して下さい。提出期限は原則として次週月曜日の正午までとします。期限を過ぎると減点の対象となるのでご注意下さい。