24心理学情報処理基礎演習1

人間を理解するには、様々な方法で人間を測る必要があります。いろいろな刺激を人間にあたえたり、その反応を測ろうとするとき、さまざまな情報処理の知識が、きっと大きな助けになるでしょう。具体的には、コンピュータから映像や音を出したり、それに応じて生じた人間の反応を、やはりコンピュータを用いて、測り、整理し、わかりやすく説明できるようになる事が重要です。本講義では、これ らの過程において必要となる、各種情報機器の使い方を学習します。成績は、授業への参加度、課題提出率を考慮し、総合的に評価します。

本講義の目的
1.情報処理の中心となるコンピュータについて学び、1)その歴史、2)構成要素(ハードウェアとソフトウェア)、3)データ表現、4)ネットワーク、に関して基礎的な知識を身につけ、説明できるようになる。
2.心理学に関連付けた様々な情報処理課題(調査用紙の作成、調査結果の集計、データの視覚化)を、実際にコンピュータを用い行うことにより、文書作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトを使えるようになる。

スケジュール
01.ガイダンス:授業の進め方、単位修得条件など(4/17)
02.コンピュータの歴史(4/24)
03.心理学におけるコンピュータ利用の実例(1)(5/1)
04.コンピュータの基本構造:ハードウェア(5/8)
05.コンピュータの基本構造:ソフトウェア(5/15)
06.人物の印象データを処理する1(5/22)
07.人物の印象データを処理する2(5/29)
08.心理学におけるコンピュータ利用の実例(2)(6/5)
09.恋愛の類型データを処理する(6/12)
10.CGを用いた実験の実施(6/19)
11.髭による印象変化の結果分析(6/26)
12.髭による印象変化の結果分析(7/3)
13.プレゼンテーション用データの測定(7/10)
14.プレゼンテーションの作成(7/17)
15.プレゼンテーションの作成(7/24)

倉庫

PCとオフィスソフトウェアの準備(重要!)
この授業で扱うワードやエクセルなどのオフィスソフトウェアは、PC版を前提としています。iPadなどのタブレットでは実施できないためご注意ください。オフィスソフトウェアは、大学が契約しているライセンスで在学生は無料でインストールできます。自宅のパソコンにオフィスソフトウェアが入っていない方は、なるべく早く情報センターに問い合わせ、使用できるようにしておいてください。