安全管理委員会 4月

 どうも、4月の安全管理委員長の永松です。今月の安全管理委員会では、新年度になったということで、長野先生とよく151教室を利用するメンバーとで、改めて現在の151教室の利用方法及び気を付ける点などを再確認しました。この振り返りによって、春休みを挟んだことで弛みがちだった我々の感染症対策に対する意識が、元に戻れば良いなと委員長として考えた日でした。

 今後の展望としては、再確認したことを忘れず実行すること。そして、きっと!たぶん!恐らく!来てくれるであろう1年生やほかの学生たちに対して、151教室の利用方法を教え、安全に利用してもらうことを目標としたいです。

 ふじみ野キャンパスでは4月に入ってから、学食が値上がりたことで、多くの学生にとっては厳しい昼食事情となりました。特に我々は、夜遅くまで残って作業する都合上昼食だけでなく夜食も自分たちで何とかしないといけません。この経済的打撃は我々の財布に多大なダメージを与え、4月になり春が来たというのに懐には冬が訪れました。なので今月の抱負は、

食費の節約方法を考えよう

にしたいと思います。異論は認めます。安くて手軽なレシピ募集中です。知ってる方は永松までお願いします。助けてください。

 以上、今月の安全管理委員会でした。

プリント手順Ⅰソフトウェア

造形物をプリントするためには、「ソフトで設計図を作成→プリント設定→プリント」この3ステップを踏みます。

一度に紹介すると長くなるので、今回はソフトウェア解説を行います。それでは、「コップかけ」を例にプリントまでの流れを見ていきましょうか。

・Metsequoia4

①  設計図作成

造形物の作成方法は、粘土と同じです。

切って、くっつけて、サイズを調整して…その繰り返しです。

複雑な形状の場合、「数mm大きくて合わない」といったミスが多発します。対策として、事前に紙に書いておくことをおすすめします。

② データ保存

名前を付けて保存→保存先を選択(今回はデスクトップ)して、「メタセコイア 旧型式オブジェクト(.mqo)]「wavefront(.obj)」の2つに保存する。旧型式が無い場合、中央画像の通り「Ver2.2互換(.mpo)」。

保存後、wavefront ファイルをダブルクリックして、Maker Botを立ち上げる。

・MakerBot

① エクストルーダー選択(左or右)

エクストルーダーがどうとか言ってますが、要は「左と右どっちでプリントしますか?」ってことです。プリンタによって、ノズルの太さが違うので注意。

1色でプリント:「left/right」のどちらか

2色でプリント:wavefrontで二つのファイルを作成(例:土台と文字)

その際、画面右上にあるsettingsの「Extruder Temperature(右)/Left(左)」も確認してください。使用するエクストルーダー温度が0℃だとプリントできません。

② プリント向き

左画像のようにめり込んでいると失敗します。3Dプリンタは、プレート接地面から上方向に組み上げていきます。今回は返し部分を考慮し寝かせています。

フィギュアなどプリントが安定しないものにはサポートをつけます。代償といってはなんですが、時間延長やクオリティの低下などが挙げられます。

③ フィラメント選択

E-151教室にあるフィラメントは、「ABS, TPU, PLA, NYLON」の4種類です。プリントする際は、使用するフィラメントと同じものを選択しないとプリントできません。

また、各3Dプリンタ(R2X(00号機), CPRO(01, 02号機))に応じた設定を選ばないとこちらもプリントできなくなります。

④ プリントスタート

3DプリンタのUSBケーブルをパソコンにつなげ「PRINT」をクリック!!

プリントが開始したら一層目は見守っておきましょう。ノズルが詰まっていることに気づかず時間を無駄にすることがよくあるのでね ( ー`дー´)キリッ

2枚目画像のようなエラー表記は、3Dプリンタを再起動してください。

とりあえず流れとしてはこんな感じです。

「もっと知りたいんだ、ぼかぁ!!」という方はログイン後、プリント手順①~③を参考にしてください。では、また次の回でお会いしましょう~

次のリンク先↓

プリント手順Ⅱ 3Dプリンタ

「プリント手順Ⅰ ソフト」の続きです。

今回は3Dプリンタを扱っていきます。setting画面が全て英語表記となっておりますが、「heat, load/unload」といった簡単なものなので気楽に読んでください。

・基本操作

左方向キー:Yesを選択すると一つ前に戻る

ok:決定

*ホーム画面にある「Print from SD」は使いません。

・Preheat:温め機能(いわば電子レンジ)

3Dプリンタはエクストルーダーを220°以上温めるとフィラメント(緑色の糸)を排出し、プレートを温めることでフィラメントが定着します。

そんなわけで、「3Dプリンタは温める必要があるよ~」という話なのですが、0℃→220℃以上温めるのにいやってほど時間がかかるんですよ(長いと10分ほど)。

そんな時に「Preheat」機能を使えば、10秒経たないうちにプリントが開始できます。ここまで時間の節約ができるなら使わない手はありませんね。なので、ご自身のプリントを終えたらすぐに「Preheat」してもらえると非常に助かります!!

コマンドは、

「Preheat→Platform・使う方のエクストルーダーを「ON」→Start Preheating」

*左右同時にエクストルーダーを温めることはできますがその分時間がかかります。また、00号機はRight/Left Toolと表示は異なりますが機能は同じです。

・Change Filament:フィラメントの読み込み/取り換え
「Utilities→Change Filament→Load/Unload」

左右のどちらかにフィラメントを読み込ませる/ 取り除く機能です。フィラメントがノズル等に詰まった場合、Unload後ピアノ線で押出してください。

こちらの機能も温めが必要で、事前にPreheatしておくと即座に交換できます。要は呼吸と同じで、常にPreheatしてその他機能を円滑に扱いましょう。

 

説明は以上です。

初めはややこしいかもしれませんが、同じことの繰り返しなので回数をこなせば大丈夫です。わからないことがあれば我々一同が優しく…優しく?対応いたしますので気を張らずバンバン挑戦してください。

さらば ( ゚Д゚)

カラフルなものを印刷できるのでは?

 私は2Dのものを立体的に作成しているのですが、どうしても2色刷りをしたいと思い、大栗君の動画を参考にプリントしてやろうと思いましたが、ヤツが妨害をしてくるのです。

 それが、ブーリアンという機能です。大栗君の動画を見たところ、ブーリアンの差を使用していましたが、ブーリアンは私には冷たく、なかなか思うようには働いてくれません、マジなんなんあいつって感じです。そこで、ブーリアンという工程をスキップし、2色刷りができないかと考えました。その結果、完成したのがこちらです。

 今回作成したのが、東京リベンジャーズの東京卍會のエンブレムです。見てください、ブーリアンなしでまあまあのものが作成できました。

 やり方として、まず、黒の土台と白い文字の2つを作成し、別々にmakerbotに読み込ませれば、別々のノズルで土台と文字をプリントすることが可能です。また、この際、土台はOn platfrom しますが、文字は土台の高さを計測してから高さの調節をするようにしてください。今回は、土台の高さが3mmだったので、文字の高さはプレートから3mmあげてプリントしました。

 また、重田氏とのやり取りで、調節さえうまくできれば3色以上のものをつくれるのではないかという仮説が上がるようになりました。そうなると、制作の幅が広がりますね。

ランブリング:自然の中を歩く習慣の勧め

 ランブリングとは、気ままにそぞろ歩くことであり、イギリス国民がこよなく愛する習慣である。 特にスコットランドでは、古来より私有地の散策が認められており、ウォーキングは大変人気のあるスポーツであるという。
 イングランドで行われた大規模調査からは、 近隣に公園、森、広場、河畔などがある場所に暮らしているひとは死亡率が低ことが示された。また、自然豊かなレクリエーション施設の近くで暮らす人たちは、そうでない人たちに比べ精神的健康状態が良好であることも示された。韓国で行われた研究では、乳がんに罹患した女性たちが2週間森の中で過ごしたところ免疫系のキラーT細胞の数が増え、その効果は14日間持続した。また、未婚の妊婦が森林で胎教レッスンに参加したところ、うつ病や不安の状態が大きく軽減したとの結果もある。
 このような研究結果を受け、スコットランド政府は、 誰もが自宅から500メートル以内の安全な森に行けるようにすると宣言し、植樹と森の美化活動に注力している。韓国は、100億円相当を投じて、プールや温泉施設、全長50キロメートルのトレイルなどが整備された国立山林治癒院を建設している。日本にも、科学的な効果が検証された全国60箇所以上の森林セラピー基地が存在する。その効果は折り紙付きで、環境は整いつつある。あとは歩くだけである。
(フローレンス・ウィリアムス著、 栗木さつき・森崎マリ訳 「NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる 最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方」より抜粋、一部加筆)

自然が心身に及ぼす効果の検証

 1980年代、建築家でもあった心理学者、ロジャー・ウルリッヒは、「なぜドライバーは遠回りになっても、わざわざ並木のある車道を走りたがるのか」疑問に思った。実験を行った結果、自然の風景のスライドを見せると、無機質なビルが並ぶ都会の風景を見せた場合に比べ、 リラックスを示すアルファ波が増加すること見出した。自然の風景は、ストレスからの回復に役立つことを示したわけである。
 現在では、自然の中で行う散歩が心身に様々な良い影響を与えることが確かめられている。感情調節機能について研究するジェームズ・グロスは、都会の中を歩いた参加者に比べ、自然の中を歩いた参加者は、記憶力や注意力が向上し、悲観的な思考を行う際活性化する、膝下前頭前野の血流が大きく減少することを見出した。日本の生理人類学者である宮崎良文は、森の中をゆっくり散策すると、都会を歩いている時に比べストレスホルモンであるコルチゾールが16%下がることを見出した。その他、交感神経活動や心拍数、血圧をも下げる効果が認められた。質問紙調査では、気分が良くなり不安感が軽減するという。環境医学を研究する免疫学者である李卿は、東京在住のビジネスマンを森に連れて行き、 2~4時間程度の ハイキングを3日間行ったところ、NK細胞(ナチュラルキラー細胞:がんの発生予防、細菌およびウイルス感染予防に大きな役割をはたす白血球の一種)活性が40%増加し、その効果が七日間持続することを見出した。このように、自然の中で過ごすことは、心身に様々な健康増進効果をもたらすことが、科学的な手法により確かめられている。
(フローレンス・ウィリアムス著、 栗木さつき・森崎マリ訳 「NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる 最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方」より抜粋、一部加筆)

PVセンサーのアタッチメント・改

※本記事は公開を想定して書かれています。

指用アタッチメントの3Dデータを,シンプルな構造にしました。

サポートなしでも印刷できます。

元データはこちら

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しげた追記_240927
 AnkerMake用に,.stl形式のPVセンサーのアタッチメントを下記に添付した。おそらく,24年度科警研のブログにも投稿したかも。

アンケート調査記録のお願い

 Fitbitを使ったアクティブトラッカーの研究に参加している方は、下記の日程(2週間おき)で主観評定(GHQ30)の記録にご協力ください。

11月27日 12月11日 12月25日 1月8日 1月22日 2月5日 2月19日
日程はいずれも土曜日。

GHQ30記入の際は、日付と氏名のみご記入ください。氏名はfitbitアカウントに用いているメールアドレスの、@より前の部分(fit01, bunfit06など)をご記入ください。記入し終えたGHQ30用紙は、担当教員(畑・正保・長野のいずれか)にご提出ください。
 またその際、こちらのフォームから自然・運動・幸福感に関連するアンケートに併せてお答えください。