途中経過の卒論を下記に添付したす。
平良さんの修論は, E-152にある。公開されてる論文抄録だった。
月別アーカイブ: 2023年10月
卒論進捗_231027
進捗
1. 二次の交互作用の下位検定を「R」で分析できた (分析方法は152ブログにて)
2. 特性尺度MAIAの分析を行った (下記画像は各因子の説明)
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分析1
MAIAの8因子をそれぞれ高群/低群に分け, 皮膚温変化量を従属変数として, 「2(群:高群, 低群)×4(訓練回:1~4回目)×2(訓練方向:上昇, 下降)」の3要因混合計画の分散分析を行った結果, いずれの因子においても群の効果は有意でなかった。
質問1
卒論の本文内に上記の結果を記述する場合も同様に, 統計量を記載せず, 「いずれの因子においても群の効果は有意でなかった」と記述するのでしょうか。
分析2→因子1, 4, 5で群の効果・交互作用が有意であった。
MAIAの8因子をそれぞれ高群/低群に分け, 皮膚温変化量を従属変数として, 「2(群:高群, 低群)×2(訓練方向:上昇, 下降)×5(期間:1~5分)」の3要因混合計画の分散分析を行った。なお, 二次の交互作用の下位検定の分析の流れについて確認を行うため, 因子1のみ全文載せました。
因子1:気づき(身体感覚)
3要因混合計画の分散分析を行った結果, 群×訓練方向×期間の交互作用のみ有意であった(F(4, 48)=2.32, p<.10)。
群×訓練方向×期間の交互作用が有意であったため, 群の水準別に訓練方向×期間の単純交互作用の検定を行ったところ, 高群における訓練方向×期間の単純交互作用は有意であった(F(4,48)=6.17, p<.01)。低群における訓練方向×期間の単純交互作用は有意でなかった(F(4,48)=0.53, n.s.)。高群における訓練方向×期間の単純交互作用は有意であったため, 単純・単純主効果の検定(α=0.35)を行ったところ, 高群と上昇訓練における期間の単純・単純主効果が有意であった(F(4,48)=4.16, MSE=0.022, adjusted p=0.135)。
そこで, Holm法による多重比較を行ったところ, 高群と上昇訓練において, 1分と4分, 5分の間, 2分と3分, 4分, 5分の間, 3分と4分, 5分の間で有意であった(ps<.10)。つまり, 高群と上昇訓練において, 訓練時間が経つにつれて, 皮膚温変化量が有意に高くなったと言えた。
質問2(図の作成方法)
上記, 分析結果を図に表す場合, 左図のように両群か, もしくは右図の「高群における訓練方向×期間の単純交互作用」のどちらでしょうか。
質問3(有意水準)
単純・単純主効果の有意水準について質問があります。Rで単純・単純主効果検定を行った際, 「高群と上昇訓練における期間の単純・単純主効果が有意であった(F(4,48)=4.16, MSE=0.022, adjusted p=0.135)」で有意であったと出力されましたが, 有意水準は0.05ではなく, α=0.35を基に判断するのでしょうか。
また, 単純・単純主効果が有意でない場合, 「単純交互作用→多重比較」の順で分析を行うのでしょうか。
①Rの出力結果_単純・単純主効果の検定
> tx7 # 単純・単純主効果の検定 (α=0.35推奨)
SS df1 df2 MSE F adjust_p
B at_A1_C1 0.0007 1 12 0.1659 0.0040 0.9742
B at_A1_C2 0.0612 1 12 0.1659 0.3690 0.9135
B at_A1_C3 0.1495 1 12 0.1659 0.9007 0.9135
B at_A1_C4 0.3464 1 12 0.1659 2.0879 0.9135
B at_A1_C5 0.4369 1 12 0.1659 2.6331 0.9135
C at_A1_B1 0.3608 4 48 0.0217 4.1621 0.1358 ←A1-B1におけるCが有意
C at_A1_B2 0.0357 4 48 0.0217 0.4117 0.9135
②二次の交互作用の下位検定の記述例(一丸, 2021)
因子4:注意制御(身体感覚への注意)
・群×期間の交互作用のみ有意であった(F(4, 48)=3.37, p<.05)。
→期間の単純主効果が高群において有意であった(p<.01)。
→Holm法による多重比較を行ったところ, 1分と5分, 2分と5分, 3分と5分で有意であった(ps<.05)。つまり, 高群において, 訓練時間が経つにつれて, 皮膚温変化量が有意に高くなったと言えた。
因子5:感情への気づき (身体と感情の関連性)
・群の効果のみ有意であった(F(1, 12)=3.57, p<.10)。
→つまり, 低群より高群の皮膚温変化量が有意に高かったと言えた。
因子2, 3, 6~8
・群の効果および交互作用は有意でなかった。
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質問
・上記, 質問1~3について =======================================================================
やること
・実験Ⅱの考察を執筆
・実験Ⅰのプログラム解説を付録化
・ブログに添付したものに加え, 引用文献を探す
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回答
・村井先生に確認したところ, 5%水準で判断でいいとのこと。α=0.35は, パッケージのなんらかのルールかもしれないみたいだ。
・例)群×期間の交互作用で有意であった場合, 訓練方向の図は本文に載せない。ただし, 結果の解釈としてゼミの進捗などには添付する。
・有意傾向の場合, 総括として「高い/低い傾向にあった」と記述する。1%, 5%の場合, 「高かった」とする。
・MAIAの分析に関しては, 8因子あるため, 分析結果を表に表し
熊澤3Dプリント
今回は3Dプリンターを使ってスマホスタンドを作成しました。始めはコップを作ろうとしていたのでしたがchatGPTに聞くと熱に弱いなどの問題があったため諦めました。最近、パソコンで作業をしながらスマホでゲームをしていたりオート周回などをしていたためいちいちスマホを持ち上げなくても画面が見えるようにしたいという望みからスマホスタンドを作ることにしました。また、机の上が狭いためどこに何があるかを分かりやすくしたいと思いました。
tinkercadではスマホスタンドを上のようなり、AnkerMakeでは下のようになりました。
実際に完成した物がこちらになります。
実際に使用してみると滑ってしまい固定できなかったため後ろにモバイルバッテリーなどの重さのあるものを置くことで固定に成功しました。滑り止めやストッパーを付けた方が良いなと思い今後の改善点です。しかし机の上が汚くものが多かったため重りに困らなく物のない場所を探す方が困難なため特に問題ではなかった。
実際にパソコンと併用してみると作成前に想像していたよりも使いやすかった。特にレポートを書く際にスマホの置き場所として重宝している。引用文献をスマホで探しそのページを開いたままパソコンでレポートを作成するなど少しずつ楽になっていいると思う。3Dプリンタを使ってみて作りたいものを形にするためには3Dプリンタの扱いに慣れる必要があると感じた。特に形の作り方や耐久性について慣れが足りていないと思ったものを形に出来ないなと感じた。。