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第29回精神神経内分泌免疫学研究会_東工大

はじめに
東工大で内分泌免疫学研究会が開催されるとのことで、さっそく行ってきた。電車の外回りと内回りがよくわからなくて道に迷ったが、いつものことなので慣れた。去年の研究交流会依頼で久々に行ったが、チーズケーキとか建築物がすごかった。

講演
正直、心理学についての内容が来るものだと思ってたから、小講演で栄養学について語られてびびった。ただ、時間栄養学では、酸化ストレス・肥満などへの対策として、どの時間帯に食品を摂取すべきか。また運動栄養学では、筋トレ(運動量・タンパク質の摂取タイミング)など興味がひかれるような内容で、かつ分かりやすく面白かった。
講演1の内受容感覚に関しては、以前の交流会で大雑把には知っていたが、もうほぼほぼ完成してた。内受容の超短縮版BPQ-BA?を使ってた。それにしても、ストレス系の内受容と生理指標(HR, SCL, コルチゾール?)との関連が先行研究で検討されていないのは知らなかった。いっそのことSTBFで検討するかなぁ。卒論で内受容感覚の心理指標MAIAを使用するため、定義・敏感さ(IS)・正確さ(IAc)について改めて学び直す機会となった。

講演3の爪からのストレス検討については、聞いたことのない内容だったため、参加前からかなり気になっていた。毛髪や唾液のようにコルチゾールを検出するようで、マイナーらしい。違いとしては、爪は累積的に評価され、唾液は即時的な反応を検出するらしい。実験時期がコロナ渦のため、剰余変数である手洗い・手指消毒が結果に影響を及ぼしたような内容を語っていた。分析としては、「爪採取→粉砕→検査にかける」といった手順らしい。先端1mmで10日分のコルチゾール採取できるらしい。これを15日おきに採取ってことは1mm×15日(1ヶ月)??ってことは( ^ω^)・・・

なんにしてもめちゃくちゃ面白かった。本学では、コルチゾールの実験なんてやらないし、小川奈美子先生は非常勤だしで、教わる機会がないから新しい知識を蓄えられて満足…とまではいかないけど、機械があれば計測の方を体験したいな。下のファイルが講演時に取ったメモ帳。スカスカだからたぶんわからんと思うぞ。

内受容感覚

メモ
卒論の書きたしで、緒言もしくは心理指標の欄に内受容感覚, MAIAの使用理由とISなど軽く触れておく。今のところRSES-JはSTBFの臨床系の先行研究で実証されているが、MAIAに関しては、特に書かれていなかったよう気がしたから尚更記載が必要。