月別アーカイブ: 2023年12月

AIカウンセリング

日本におけるカウンセリングの現状

 カウンセリングは,病気がある人が通うと思われがち。また,詳細を知られてないため,家族にも勧めずらく普及率が低い一方。理想としては,ちょっとした悩みでも,「カウンセリング行っといで!」と言ってくれる人がいることや,それを迎え入れてくれるカウンセラーが身近にいること。「~先生!」と近所の人に相談するような感覚がベスト。

1. AIカウンセリングの特徴

メリット
・相談までのハードルが低い:24時間365日対応,場所を問わない
・低コスト:カウンセラーだと1時間1万弱
・カウンセリング待ちがない:予約等は不要で,すぐに相談できる
・カウンセラーの負担:心的負担が軽くなる
・相談への抵抗:初対面の相手より話しやすい場合も

デメリット
・返答内容:GPT3.5だと機械っぽい,2021年までの話題
・感情理解:クライエントの気持ちを読み取って,自分から発言することはない
・複雑な相談:専門家への相談が推奨される
・介入方法:言葉の支援のみで,箱庭療法などの介入はない
・健康問題:摂食障害の方に痩せる助言を与えるのは危険

2. 具体的な介入方法

会話中の行動
・表情:会話内容「快・不快,覚醒・非覚醒」を得点化し,表情変化させる
・動作:Face Capture等で,会話中の人間の表情をAIに学習させる。

会話モデル
・モデル:二次元キャラ,3次元風のキャラ→表情が動くもの
・ボイス:voice boxなど
・返答:GPT4.0。プロフィールを設定し(口調・性格など),機械感をなくす
・人格:用途別もしくは候補を挙げる。ランダムで生成し,上位3つを使用
・表示形式:UnityでAndroid Build,もしくはUnityRoomでリンク配布

イメージ画像

クライエントの健康状態の判断
・Fitbitのデータ:RHR・rMSSDの増加時に(ストレス),AIから話かける
・心理指標:長期的な実験なら,定期的にForms回答をしてもらう

3. 言語AI

GPT-4V
・機能:画像添付と音声入力が可能。イラストの自動作成も可能
・画像評価:画像を読み取れるため,表情からクライエントの感情状態を読める
・会話内容:会話履歴から遡れ,GPT3.5に比べ会話内容に一貫性がある

GPTs
・特徴:独自のAIが作れ,「日常用・相談用・勉強用」など振り分けができる
・性能:製作者のカスタマイズ次第

4. 使用ソフト

メイン
・Unity:アプリケーション開発
・fitbit:ストレス値を評価

プログラム
・Python:マウスカーソルの操作も可能(ポジションを指定)
・Notepad++:Python, Fitbitを動かす
・c++:Unityスクリプト

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問題は,どうやって話しかけてもらえるようにするか。
AIから定期的に話してくれる,Alexa・Siriみたいに機能をつける?

Vの配信見てても,側より話者の発話な気がする。
抑揚をつけて話せれば,人と話せている気分で違和感がない。
敢えて,機械っぽくするのもありだが。

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公認心理士コースの方からのアドバイス

注意点
・深い内容がいつ出るかわからない:咄嗟に出てきた時の対応
・相談内容の機密保持
・支援方法:場合にもよるが,カウンセラーの姿勢は「すぐに答えを呈示するのではなく,あくまでクライエントが答えを導き出せるように支援すること

参考資料
1. GPTはカウンセラーになれるか:リンク
 →AIはカウンセラーの仕事の手伝え,回答の質や共感姿勢が医者を上回る
 →不適切なアドバイスを提供する恐れ,思いやりや人間性に欠ける
 →認知行動療法とAIの相性がよい可能性。アプリ作成が最適

2. QOLに応じたロボットとの継続的なカウンセリング(中川ら,2023)

得られた結果
①カウンセリングは,クライアントに共感を示すことが重要と主張されている
→研究で用いたロボットでも,クライアントの発言にFBすることで,「自分の発言が理解された」と感じ,自己開示が促進された。
→ロボットがQOLに応じた返答を行うことで,参加者自身もQOLを反映していると認識している。
②QOLの向上
→実験期間が1週間のため,身体的健康の改善が困難であったが,その他7尺度に上昇傾向がみられた。ロボットからのFBが参加者のQOL改善を促した。

3. 産業保健心理学領域におけるAI活用の現状(宮中,2023)

①産業保健心理学では,GPTを用いて以下2点の研修が考案
・メンタルヘルスの改善
・ワーク・エンゲイジメントの向上

②カウンセラーの補助×AI
・カウンセリングの業務効率化
・カウンセリング効果の検証
・カウンセリング品質の改善
・事例の難易度判定し,それに応じてカウンセラーの割り当て

生理心理学実験_資料Ⅱ

Ⅰ インストラクション動画

発汗のみ
期間ごとの図の作成
アイカメラ

*アイカメラ:実験刺激を動画で呈示する場合,フレームレートが合っていないと途中で止まってしまう。

PolarUnite (腕時計型)

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Ⅱ パワポ資料

【パワポ資料等_重田】
・実験Ⅰ:仮想事故直前と直後の心身の変化について
・実験Ⅱ:音声有無によるオンデマンド授業試料中の視線が課題成績に与える影響-学習スタイルの違いについての検討-

【資料_永松】
・実験Ⅰ:外的環境の順序効果についての検討
・実験Ⅱ:顔画像を用いた虚偽検出

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ooguriへ (Processing等)コメント文の注意点

はじめに
 卒論のProcessing, Arduino開発環境のプログラムに,コメント文をつける際の注意点および,GPTをフル活用した時のメモを残しておく。

1. 図の添付(subroutine1,SBF230707)

 一番の問題が画質が荒くなる問題。対抗策は,「4Kモニタでスクショ,文字サイズの変更,コメント文を改行」。コメント文に関しては,横か真上が基本。

 「ファイル→設定」からウィンドウを開き,フォントサイズの変更しとけば4Kモニタなくても形になる。んでもって,言語とフォント指定しないと,日本語コメントがつけられないから注意な。

2. プログラム解説_付録化について

↑長野(2022)を参考にプログラム解説を行った。

 勝手なイメージだが,プログラム内のコメント文は簡略というかメモ書き。そんでもって,本文には詳細を記述する。というのもプログラム内で長文をたらたら書いてたら邪魔になるから。複数行でこの機能を果たすって解説に必要だしな。

3. プログラム解説のプロンプト

【コメント文】

プロンプトは,1行ずつコメント文つけて…だったような。
図のように数行コメント文がないものは,個別で再度GPTに聞く。

【本文】

プロンプトは,1行ずつ詳細を説明して…だったような。
同様に個別で再度GPTに聞く。たまに訳のわからねえことを言い出すから,その時はリセット(新しいチャットを出す)。スクリプトガチャ臭で非常に香ばしい。

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一通り完成したら本文・抄録と一緒に添削するから連絡して(Teams経由)。
質問あったらプログラム問わずくれ。