前書き
サイエンスで使用するECG, SCCの測定アンプ10セットをゴールデンウィークまで(4/29(土))に作成することとなった!!
パーツ一覧
【AD変換:計測安定】
【SCC: 皮膚コンダクタンス変化】
【ECG:心電図】
ワークショップ(E-152)
余談
筋電図の時に組み立て参加したから多分大丈夫だと思う。
理想は卒論の実験始めながら、作成したいところ。
装着位置
内容
Ⅰ, 分散分析
Ⅱ, 要因・水準
Ⅲ, 結果の見方
Ⅳ, 結果の書き方
Ⅵ, 用語
=======================================================================
【ざっくり】
・t検定:2つを比較
・分散分析:3つ以上を比較
【種類】
1, ~要因
・1要因:大学(A, B, C) × テスト得点
・2要因:時間帯(午前, 午後) × ご飯(白米, パン, 麺)
・3要因:旅行先(北海道, 沖縄, 所沢) × 移動手段(自転車, 徒歩) × 旅行日(平日, 休日)
*水準:大学(A, B, C) →3水準, 時間帯(午前, 午後) →2水準
2, ~計画
・対応あり:共通。カウンターバランス 例) 「前安静→課題→後安静」3期間
・対応なし:片方に所属。群分け。 例) 性別, 大学差など
・混合計画:対応あり+対応なし 例) 「室内の温度(温/寒) × コーヒー(3種)」
*「対応あり=参加者内」「対応なし=参加者間」
【結果の見方】
例)「衝突前後 (衝突前・衝突後) × 試行数(1~5試行)」の発汗量
・独立変数:衝突前後, 試行数
・従属変数:発汗量
1, ざっくりと分析(主効果, 交互作用)
・主効果:「衝突前後と発汗量」「試行数と発汗量」各々で関連はあるのか
・交互作用:「衝突前後×試行数」が発汗量に与える影響
参照: https://www.business-research-lab.com/220606/
2, 細かく見る(多重比較, 単純主効果)
・多重比較:主効果が認められた場合のみ、「衝突前×1試行, 2試行…5試行」「衝突後×1試行, 2試行…5試行」どの組み合わせが有意かみる。
・単純主効果:交互作用が認められた場合かつ、2要因の交互作用が有意であった場合に行う。
【結果の書き方】
・有意差なし (n.s.)
→「F(4, 5)=0.72, n.s.」で終わり
・有意差あり (p<.01 p<.05)
→①主効果・交互作用:「F(4, 5)=0.72, p<.01」
→②多重比較を行いどの組み合わせが有意かみる
【用語】
・主効果:「結果の見方1」ざっくりと分析して、結果が有意だった時に使う。
→例)衝突前後で有意:「衝突前後の主効果が認められた」
・多重比較:「結果の見方2」細かく分析して、主効果が認められた時に使う。
→例)衝突前×1試行目で有意:「主効果が有意だったため、多重比較を行った結果1試行目で有意差が認められた」
・交互作用:下の図のようにクロスで分析する。
→例)「パフォーマンス(高)×リスク志向(低)」
・単純主効果:交互作用が有意であった場合に行う
「平行でないもの・クロスしているもの」が交互作用が認められる。反対に平行なものは上記画像(上段)の通り交互作用が認めらない。
【注意点】
分散分析自体かなり複雑なため、レポートに書くときは丁寧に書く。
・分散分析:「A(~, ~)×B(~, ~)の ~要因~水準の~計画を行った」
・多重比較:「~法(Holm, Bonferroni法など)による多重比較を行った」
=========================================================================
一連の分析の流れは、例題と共にこちらのサイトで紹介されていた。統計ソフトはSPSSっぽいが、用語の説明など詳しく書かれていた。
t検定は省くとして, 重回帰分析は微妙だが因子分析なら教えられそう…
MAIA
・構成:8因子32項目
・測定:身体感覚, 内的受容感覚, 気づきや注意制御, 信頼など。
→内受容感覚への気づきの程度, 自身の内受容感覚を信頼している程度, 注意を保つことができる程度。FFMQはマインドフルネス尺度のこと。
MAIA引用
Mehling,Price,Daubenmier, Acree,Bartmess,& Stewart(2012) のMulti–dimensional Assessment of Interoceptive Awareness(MAIA) 尺度がある。
これを庄子雅保・大野誠士・BeateM.Herbert・WolfE.Mehlingが日本語化した「内受容感覚への気づきの多次元的アセスメント」では,「緊張しているとき,身体のどの部分が緊張しているか気づいている」などの質問に回答を求め,内受容感覚の程度を評価している。
寺澤・梅田,2014
・内受容感覚とバイオフィードバックについても少し述べられている。
内受容感覚とBF
心身相関,脳の機能
前島(島皮質_Takahiro Hayashi・Naoki Ikegaya,2022)
内受容感覚の3つの測定方法
栗野(2022),ciniiのサイト
寺澤,2017
Freedman,2012:リンク
Christine(2014):内受容感覚の文化差について詳しくレビューされている
・Chentsova&Dzokoto., 2014
・Ma-kellam,2012→庄司,2017に引用元がある
金井・湯川,2017
福島(2014)
・内受容感覚の性差(心拍知覚,呼吸不可,血糖値,血圧):男性>女性
・内受容感覚の文化差(心拍知覚):西洋人>アジア人
櫻井・清水
・BFによって,内受容感覚が鋭敏になるか(心拍カウント,心拍弁別)
→BF前後で変化はみられなかった。内受容感覚は,短期的に個人の中で安定