内受容感覚_先行研究

MAIA
・構成:8因子32項目
・測定:身体感覚, 内的受容感覚, 気づきや注意制御, 信頼など。
→内受容感覚への気づきの程度, 自身の内受容感覚を信頼している程度, 注意を保つことができる程度。FFMQはマインドフルネス尺度のこと。

MAIA引用

Mehling,Price,Daubenmier, Acree,Bartmess,& Stewart(2012) のMultidimensional Assessment of Interoceptive AwarenessMAIA) 尺度がある。

これを庄子雅保・大野誠士・BeateM.HerbertWolfE.Mehlingが日本語化した「内受容感覚への気づきの多次元的アセスメント」では,「緊張しているとき,身体のどの部分が緊張しているか気づいている」などの質問に回答を求め,内受容感覚の程度を評価している。

寺澤・梅田,2014
・内受容感覚とバイオフィードバックについても少し述べられている。

内受容感覚とBF

心身相関,脳の機能

前島(島皮質_Takahiro Hayashi・Naoki Ikegaya,2022)

内受容感覚の3つの測定方法

  • Interoceptive Accuracy (IA): 心拍検出課題などで内受容感覚の正確さを測定。
  • Interoceptive Sensibility (IS): 質問紙を用いて身体内部に意識を向けた際の傾向を測定。
  • Interoceptive Awareness (IAc): 内受容感覚の正確さに関するメタ認知を測定。

栗野(2022),ciniiのサイト

寺澤,2017

Freedman,2012リンク

Christine(2014):内受容感覚の文化差について詳しくレビューされている
Chentsova&Dzokoto., 2014
・Ma-kellam,2012→庄司,2017に引用元がある

金井・湯川,2017

福島(2014)
・内受容感覚の性差(心拍知覚,呼吸不可,血糖値,血圧):男性>女性
・内受容感覚の文化差(心拍知覚):西洋人>アジア人

櫻井・清水
・BFによって,内受容感覚が鋭敏になるか(心拍カウント,心拍弁別)
→BF前後で変化はみられなかった。内受容感覚は,短期的に個人の中で安定

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