「卒業論文」カテゴリーアーカイブ

本実験 事前準備

実験環境

1. メモ
・室温24~26℃
・パーテーション2枚
・モニタ
・マスキングテープ
・計測機器(BF装置, PC, USB)

(BF装置配布時に、単4電池3本・教示文スライドを忘れずに)

2. 注意点
・窓は閉める
・室温は適切か
・センサに風は当たってないか

データ関連

1. Forms(編集者用)
計測初日:MAIA, 事前質問
計測4回分:Rosenberg, 独自項目→完成!!
自宅訓練:訓練時の温度など→インストラクション挿入のみ
実験参加のお願い:第1~3希望

2. Forms(参加者用)
・計測初日:リンク
・計測4回分:リンク
・自宅訓練:BF装置裏面に添付
・実験参加のお願い:リンク

3. 教示文

自宅での訓練・実験室での効果測定について

・教示文
1. 実験手順
2. 実験概要
3. 制御方略

*制御方略の「その他」は,1~3に該当しないもの,そして温冷感・情動イメージの併用などが該当します。制御方略には個人があるため,ご自身に合ったものを選択して訓練を行ってください。

4. 実験スケジュール
パターンA
パターンB
5. 自宅での訓練

・大学での計測:4回
・自宅などでの訓練:3週間

訓練毎にForms回答!!

訂正:目を開けて訓練, 安静中FBなし
6. BF装置の使用方法

連絡先:Teamsチャットにて

【電池交換】

(+基盤の薄さがわかる画像を添付

電池ボックスがかなりキツく簡単に取り外せません。電池交換の際は、千枚通し, ボールペンなど細く尖ったものをお使いください。

*基盤が非常に薄いため乱雑にとると簡単に壊れます。そのため、右画像のようにしっかりと両手で抑えて外すようにしてください。

【装着例】

ストラップは自由に付け替えてok

【説明に用いた資料】

分散分析

内容
Ⅰ,  分散分析
Ⅱ,  要因・水準
Ⅲ,  結果の見方
Ⅳ,  結果の書き方
Ⅵ,  用語

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【ざっくり】
・t検定:2つを比較
・分散分析:3つ以上を比較

【種類】
1, ~要因
・1要因:大学(A, B, C) × テスト得点
・2要因:時間帯(午前, 午後) × ご飯(白米, パン, 麺)
・3要因:旅行先(北海道, 沖縄, 所沢) × 移動手段(自転車, 徒歩) × 旅行日(平日, 休日)

*水準:大学(A, B, C) →3水準, 時間帯(午前, 午後) →2水準

2, ~計画
・対応あり:共通。カウンターバランス 例) 「前安静→課題→後安静」3期間
・対応なし:片方に所属。群分け。   例)      性別, 大学差など
・混合計画:対応あり+対応なし    例)  「室内の温度(温/寒) × コーヒー(3種)」

*「対応あり=参加者」「対応なし=参加者

←2要因3水準参加者内計画  2要因3水準混合計画→

【結果の見方】 

例)「衝突前後 (衝突前・衝突後) × 試行数(1~5試行)」の発汗量
・独立変数:衝突前後, 試行数
・従属変数:発汗量

1, ざっくりと分析(主効果, 交互作用)
・主効果:「衝突前後と発汗量」「試行数と発汗量」各々で関連はあるのか
・交互作用:「衝突前後×試行数」が発汗量に与える影響

参照: https://www.business-research-lab.com/220606/

2, 細かく見る(多重比較, 単純主効果)
・多重比較:主効果が認められた場合のみ、「衝突前×1試行, 2試行…5試行」「衝突後×1試行, 2試行…5試行」どの組み合わせが有意かみる。
・単純主効果:交互作用が認められた場合かつ、2要因の交互作用が有意であった場合に行う。

【結果の書き方】
・有意差なし (n.s.)
 
→「F(4, 5)=0.72, n.s.」で終わり

・有意差あり (p<.01  p<.05)
→①主効果・交互作用:「F(4, 5)=0.72, p<.01」
→②多重比較を行いどの組み合わせが有意かみる

F(自由度分子, 自由度の分母)=F値, P値

【用語】
・主効果:「結果の見方1」ざっくりと分析して、結果が有意だった時に使う。
→例)衝突前後で有意:「衝突前後の主効果が認められた」

・多重比較:「結果の見方2」細かく分析して、主効果が認められた時に使う。
→例)衝突前×1試行目で有意:「主効果が有意だったため、多重比較を行った結果1試行目で有意差が認められた」

・交互作用:下の図のようにクロスで分析する。
→例)「パフォーマンス(高)×リスク志向(低)」

・単純主効果:交互作用が有意であった場合に行う

交互作用のプロット図

「平行でないもの・クロスしているもの」が交互作用が認められる。反対に平行なものは上記画像(上段)の通り交互作用が認めらない。

【注意点】
分散分析自体かなり複雑なため、レポートに書くときは丁寧に書く。
・分散分析:「A(~, ~)×B(~, ~)の ~要因~水準の~計画を行った」
・多重比較:「~法(Holm, Bonferroni法など)による多重比較を行った」

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一連の分析の流れは、例題と共にこちらのサイトで紹介されていた。統計ソフトはSPSSっぽいが、用語の説明など詳しく書かれていた。

t検定は省くとして, 重回帰分析は微妙だが因子分析なら教えられそう…

VRチャットで、実験参加者を招待するための手続き

招待方法

1, (ハンコン)Bボタン→Social


2, Online Friend→hikensyaを選択


3, Send invite→Send invite

4,完成

事前準備
・VR Chatにログイン(実験者・参加者)
・準備中に参加者のアカウントにsendから申請を送る(実験者)
・VR空間上で椅子に座って待機(実験者)

ミラーリング
・Oculusボタン→VR Chatの左下4つの右から二番目がミラーリング
(選択すれば勝手にできたような気がする)参加者のみ

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メモ
・VRスピーチでの安静期間は開眼
→VRゴーグルを外すのは,後安静が終わってから

資料

・実験協力者の待機場所
・実験者の待機場所→参加者の心理指標回答中の待機スペース

VRゴーグル
・N1=実験者
・N2=参加者

Finometer 勉強会

長野ゼミの卒論生がフィノメーターを使用するとのことで、「重田・永松・河田・漆師さん・長野先生」の5人で使用方法を学んだ。後ほど、永松さんが使用方法をブログに投稿するため、ざっくりとメモ書きしておく。

マニュアル・プログラム】
2014年時点でtairaさんがゲーム時の生体計測を扱っており、そこにフィノメーターに用いるマニュアル・プログラム一式を添付 (E-152:リンク)されてた!!

↑これを読めば一先ず使用可能に…

【使用方法】
1, 本体の電源を入れる

USBケーブルでPCと接続して、フィノメーターの電源を入れる。

ソフト「BeatScope Easy」を立ち上げ、、3枚目画像のように青く光ればok.
(光らなければもう一度やり直し)

2, カフの装着

注意点
・カフ自体、高価で繊細なため、使用時は細心の注意を
・カフを装着の際、開きすぎると割れてしまうため指1本通るくらいに留める
・計測中は指を通さないと破裂する恐れがある
・保存時は段ボールを噛ましておくと長持ちする
・S14とかが年号で、22が一番新しかった気がする

非利き手の腕に通して、マジックテープで固定する。
測定部位は、心臓付近が好ましいため、画像のようにクッション等で調節する。

装着位置
・中指の第1, 2関節の中間の腹部
・カフの黒点(光センサー)が指の側面を挟むように装着

光センサがズレると計測できず、またきつく装着すると圧迫されてしまう。手首につける方は腕時計に近い位置でかつ緩めに装着する)

3, 高さセンサーの装着

肘より少し上らへんにマジックテープで固定して、固定したちょい先をめくって高さセンサを貼り付ける。高さセンサはもちろん心臓の高さまでもっていく。3枚目画像のように、水色の丸で囲った部分(カフ・高さセンサ)の差圧で血圧を測定するらしい。

高さセンサの装着が終了次第、フィノメーターのコマンド「Height」を音が鳴るまで長押し。-00表示になれば補正が完了する。-10でも開始できるけど、-70とかは「start/stop」でリセットしてから、もう一度「Height」を押す。

4, 計測開始

ソフト「BeatScope Easy」を立ち上げ、中央上にある”Start”から実験参加者の基本的なプロフィール(赤丸は必須回答)を入力したらok. Fingerにチェックをつけることと、明らかに身長が低い人には気をつける(年齢は大学生だから同じでいい)。

水色:CO
黄色:血管抵抗

あとはHRなど。左下の赤丸部分が測定経過時間を表している。
脈波(オレンジ)が直線が多くあると調整段階のため、少々待機。

注意点
前半5分は測定値が乱れてしまうため、切り捨てなければならない。そのため、安静期4分ならば6~8分とる必要があるため、実験スケジュールを確認。
指先が冷えていると外れ値がバンバン出やすい。実際にあったのがこれ↓ 

手先が冷たいといえばもちろん某しげたのお手て。
周囲からの評判も生理指標が汚い男として知れ渡ってしまった。

 ←Fitbit_HR

まあそんなことは置いといて、手先がめっちゃ冷たい人だと計測が困難。見極め方は「HR50~100」が良いとされているため、それ以下(HR20, 30)だった場合…

あとは市販の血圧計190, フィノメーター140であれば差分の50を全体の値から引いていくという方法もあるらしい。先生曰く。つまり、脈波(オレンジ)が横ばいになっていると計測できておらず、安静期間までを伸ばす。

残りの計測器外し方は、メモの通り。

分析方法に関してはスマホで動画撮影したのでそれを使ってもらえればと(毎回新しいファイルで動画編集した結果画質がごみになりました…)。

データ処理
1, exportから .csvファイルをデスクトップに保存(BeatScope Easy)
2, Beat Helperからファイルを変換する
3, 変換したファイルをもとにグラフ化する(一人ずつ変換を行う)