15.神経・生理心理学

前回授業リアクションへのフィードバック
 前回は高次脳機能障害についてオンデマンドで学習してもらいました。一見我々の生活には関係なさそうな話ですが、実は多くの人々が知り、考える機会をもったほうが良い事であると理解いただけら事と思います。

試験の実施
 予告通り試験を実施しますので、こちらのフォームよりお答えください。制限時間は60分で、15:20~16:20の時間内に回答してください。回答の際、授業の過去資料を参照して構いません。運悪く上記時間帯に間に合わなかった場合も、諦めず回答するようにしてください。その際は、「○○の理由によって間に合いませんでした」と、チャットからご連絡ください。遅延時間に応じて減点しますが、本日中に回答してくだされば評価対象とします。交通機関のトラブルの場合は減点の対象とはなりません。

リアクションの提出
 こちらのリンクから本日を含め3日以内にリアクションを登録してください(リアクションには、本授業を半年間受講した感想、改善してほしいこと等をお書き下さい)。

神経・生理心理学-03

前回授業へのフィードバック
 前回授業へのフィードバックは授業中に行います。

心電図と心拍数
 今日は、心臓とはどのような臓器なのか、それをどのように測って、どのように表示するのかなどを、事例を交えながら学習していきます。先週学習した、自律神経、つまり交感神経と副交感神経のはたらきに関しても、心臓との関わり合いを通して学習を深めていただければと思います。こちらも長いので、倍速でご覧いただけますと幸いです。必要な方は、PDFファイルも用意したのでご利用下さい。

リアクションの提出
 こちらのリンクから授業開催日を含む3日以内にリアクションを登録してください(リアクションには、動画を見て、考えたこと、感じたことをお書き下さい。リアクションは出欠記録を兼ねており、かつ成績評価の対象となることにご留意ください)。リアクションは、原則として、授業開催日中に提出するようにしてください。課題ファイルは、レポートなどの課題がある回のみ添付するようにしてください。

神経・生理心理学-02

前回授業リアクションへのフィードバック
 (本年度は授業内で行います)

リアクションの提出
 こちらのリンクから受講日を含めて3日以内にリアクションを登録してください(リアクションは出欠記録を兼ねており、かつ成績評価の対象となることにご注意ください)。リアクションは、原則として、授業開催日中に提出するようにしてください。課題ファイルは、レポートなどの課題がある回のみ添付するようにしてください。

神経・生理心理学-01

ガイダンス
 今日は第1回目ということもありまして、この授業で扱う内容を大まかに説明するだけにとどめたいと思います。 ○○学などと言うと、何か完成した体系があるかのように思われがちですが、 学問自体も生きていて今現在も変化を続けています。 この授業では、教科書に書かれていることを扱うだけでなく、 応用的な研究を多く紹介することによって、 この学問の現在の形、新しい形をお見せしていければと思っています。

リアクションの提出
 こちらのリンクから授業開催日を含めて3日以内にリアクションを登録してください(リアクションは出欠記録を兼ねており、かつ成績評価の対象となることにご注意ください)。今回は、

1.動画内容で特に興味を惹かれたのもの
2.授業を行う上での不安や要望

について記入するようにしてください。課題ファイルは、レポートなどの課題がある回のみ添付するようにしてください(今回はナシです)

卒業論文演習

授業の目的
本演習は、各自が興味のある領域について専門性を深め、実際に卒業研究を遂行するための準備を行う事を目的とする。生理心理学は、研究に関する知識だけでなく、計測対象である人間に実際に接し、計測を行う上での様々なスキルを身に付ける必要がある。本演習前半では、各自が卒業論文計画を発表し、参加者全体でのディスカッションを通し、研究計画を洗練させてゆく。後半では、研究テーマと測定する指標によって、3~4の小グループに別れ、実際の卒業研究を模した模擬実験を、各自協力しながら繰り返し行う事により、測定スキルの上達を図る。

到達目標
1.データベースを用い収集した論文をまとめ、独創性のある研究計画をたてられるようになる。
2.ディスカッションを通し、適切に相手の意見を聞き、また、自分の意見を述べられるようになる。
3.模擬実験を通し、自分の卒業研究に必要な測定機器を操作できるようになる。

成績評価
提出されたレジュメ、プレゼンテーション内容、および授業参加度により評価を行う。レジュメとプレゼンテーションを30%、討論・プレゼンテーション等、授業への参加度を70%とする。プレゼンテーションおよび提出レジュメに関しては、その都度修正すべき点をフィードバックし、必要に応じて再プレゼンテーション、再提出を求める。

01.ガイダンス
02.計画発表(1)
03.計画発表(2)菓子の有無と味が映像視聴時の生理・心理指標に及ぼす影響
04.計画発表(3)広告に影響する視覚情報の調査
05.計画発表(4)人物イラストの画風が視線と印象評定に及ぼす影響の検討
06.計画発表(5)仮想空間において3Dキャラクターの外見が攻撃に対する・・・
07.計画発表(6)商品購入時における視線による購入判断基準の検討
08.計画発表(7)バーチャルリアリティ(VR)技術の福祉現場への活用と展望
09.計画発表(8)リズムパターンが心身に及ぼす影響
10.計画発表(9)声における人の印象について
11.計画発表(10)手ごろな手段を用いた吃音における遅延聴覚フィードバックの検討
12.計画発表(11)スピーチ課題中における香りによっての緊張感への影響
13.計画発表(12)音楽による記憶と景色・情景の結びつき
14.研究計画の改善(1)・2020年度卒論紹介1
15.研究計画の改善(2)・2020年度卒論紹介2

神経・生理心理学

授業の目的
 本講義では、心と体の関係について、様々な角度から理解を深める事を目的とする。各種の基礎的な計測手法を解説すると同時に、実際にそれらを用いた過去の実験事例を取り上げ、中枢神経系や自律神経系のメカニズムについて学んでゆく。また、主要な関連分野における近年のトピックについても適宜解説を行い、単なる学問としてでなく、これらの新しい知見を日常場面にどの様に活用してゆくか、ストレス・健康といった身近な概念も交えながら、応用生理心理学的視点も含め議論をすすめてゆく。

到達目標
 これらを踏まえ、本演習は、以下を到達目標とする。
1.生理心理学において一般的に用いられる測定指標について概説できるようになる。
2.各測定指標変化の背後にある神経活動について説明できるようになる。
3.心身相関現象をもたらす様々な身体機能について説明できるようになる。
なお、本科目はストレス耐性科目として設定されており、授業内にて学生のストレスおよびストレスマネージメントに関する知識とスキルについて学習を促す。

成績評価の基準
目標1~3に関しては、定期的に行う小テスト、期末の試験、レポートにより評価を行う。
成績評価の配分は、小テスト・試験・レポートの成績を50%、リアクションペーパーへのコメント等から判断される参加状況を50%とする。授業内容に関しての意見・質問については、次回授業の冒頭で適宜フィードバックを行う。

01.ガイダンス
02.神経系
03.心電図と心拍数
04.末梢血管活動
05.血圧
06.小テスト
07.体温
08.皮膚電気活動
09.呼吸・筋電図
10.脳波・眼球運動
11.小テスト
12.ストレスと健康
13.リラクセーション
14.記憶・感情等の生理学的反応の機序・高次脳機能障害
15.試験

心理学基礎実験Ⅱ

 心理学基礎実験Ⅱでは、生理心理学的測定法を学習するために、「ストレス・リラックス時の皮膚温変化」および「エンタテインメント課題時の皮膚コンダクタンス変化討」の2つのテーマを扱います。

テーマ1:ストレス・リラックス時の皮膚温変化

テーマ2:エンタテインメント課題時の皮膚コンダクタンス変化