心理サイエンス基礎演習Ⅱ-04

前回授業へのコメント
 前回も多くのコメントをいただきました。フィードバック動画を作成しましたのでご覧ください。

実験刺激のWebGL化と公開
 下記の動画は、前期に心理サイエンス応用演習で扱った内容ですが、通常PC用にビルドされるアプリケーションをWebGL形式でビルドし、Web上に公開する方法が解説されています。事前準備として、WebGL形式でビルドするには、WebGL Build supportという追加ソフトウェアが必要です。こちらのサイトの、「後からUnity Editorからインストールする方法」に従ってインストールしてください。作成したゲームの公開にはUnityroomというサイトを使っています。下記の動画を参照し、先週から作成している実験刺激を WebGL形式で公開してみてください。

  ビルドを行う際に、途中でエラーがでると思いますので、こちらを参考に不必要なファイルを削除してください。具体的には、AllSkyFree_Menu.csというファイルを削除してください。
 来週は2グループに分け、各グループ内でお互いの作成した実験刺激を用い、回答を行っていきます。1条件12項目なので、4条件で48項目、 これを自分以外の5人ぶん繰り返すと結構な量になりますが、 どうにか頑張って回答することにしましょう。来週までに、自分の納得のいく4条件が、 Web 上で見てもらえるように、各自調整をお願いします。

フォームの文言改定
 冒頭の議論を受けて、各自先週作成したフォームの説明文を下記のように改めてください。変更点は赤字部分だけです。
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 実験にご協力いただきありがとうございます。本実験は、映像視聴時の感情変化を検討するものです。映像刺激の呈示、感情の測定は、いずれも身体に悪影響のある手続きを含んでいません。また、実験を途中で中断したい場合は、自分の意志で自由にやめることができます。測定された結果は、個人が特定されないよう十分に注意して保管し、特定の個人に不利益が生じることはありません。以上を理解し、参加してもよいと考えた場合は、下記の署名欄にお名前をご記入下さい。
 性別、年齢を記入した後、実験刺激を表示しながら、各シーン(1~4)を視聴中の感情状態をお答え下さい。シーンを見る順序は1→4という順序ではなく、この質問フォームの順序で行って下さい(ランダム化されています)。各シーン内では、キーボードとマウスを使って、自由に動き回って下さい。各シーンの滞在時間はお任せします。ただし、質問紙回答中は実験刺激(Unity画面)を非表示にしておくようにしてください。
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リアクションの記入
 課題が終わった方は、下記アドレスからリアクションを登録してください。今週は、通常のリアクションに加え、下記の2項目をお送りください。
・WebGL化した実験刺激のURL(UnityRoom上のゲームの公開用リンク)
・作成したフォームのURL(公開用リンク)

リアクションは出欠記録を兼ねています。また、成績評価の対象となることに留意して下さい。原則として授業の当日を含め3日以内に送るようにしてください。
心理サイエンス基礎演習2リアクション

卒業研究2-04

卒論進捗状況(2020/10/09)
現時点の、みなさんの卒論準備状況を記録しておきます。他メンバーの計画も参考にしながら、実施できるように準備して下さい。今後のスケジュールは先日お示ししたとおりですが、11/6に初稿を提出することを想定して、9~10月の予定を組んで下さい。目的や方法などは、データ測定完了を待たず、今から書き始めてしまったほうが安全です。執筆の際は、過去の卒論も参照してください。IDとパスワードがわからない場合はお知らせ下さい。

オンラインでの対応
授業開催日・時間に関係なく、必要に応じてオンラインで個別対応いたします。外出時以外であればいつでも対応しますので、その際はTeamsのチャットに連絡下さい。火曜・木曜が比較的空いています。

各授業での実験・調査参加依頼について

依頼を行うことができる授業の名前と、授業コードを以下に列挙しました。
授業チーム名 授業コード 受講者
金2_卒業論文演習 bs5oas4 11人
金3、金4_生理心理学実験Ⅱ dldm6f6 27人
月2_神経・生理心理学 c0hp7jo 90人
月4_心理サイエンス基礎演習Ⅱ 75b3zgq 20人
依頼をする際は、各授業のメンバーとなって授業開始当日に待機していてください。まず私が依頼し、回答してくださった方には加点すると伝えますので、その後、各チームにおいて自分で依頼を行ってください。

齋藤 千愛さん
いろいろな授業で調査依頼を行い、予備調査が40名ほど回答済。本調査に移行できるため、本日と来週月曜日の神経・生理心理学で本調査を行う予定。

大村さん
計画、調査用フォーム等準備が整い、今週から募集開始、現在4ペア(8人)の予約完了。本日1ペア目を実施。

漆師さん
フォーム化で苦戦するが、概ね開始可能な状態に。現在4年ゼミ生を対象に予備実験を実施中。本日予備実験を加え、来週月曜の4-5限に測定を開始する予定。

徳永さん
フォームが完成し、測定開始可能な状態に。月曜日の4-5限に調査依頼を行った。現在回答が6件きており、他にも依頼中とのこと。

石川さん
計画と調査フォームが完成したので、本日中にゼミ生対象に予備実験を行う。

加藤さん
計画が概ね確定する。しかし、独立変数や従属変数が不明瞭なため、明確化するよう依頼中。

坂本さん
(確認中)

斎藤 渚さん
(確認中)

卒業論文演習-04

計画発表2:広告に影響する視覚情報の調査
 事前に提出いただきました研究計画をもとに、私のコメントと皆さんのコメントを合わせて、解説動画を作成しましたのでご覧ください。

計画発表とリアクション
 各自、この授業のチームの「一般>研究計画」フォルダにアップロードされた研究計画を参照し、気がついたこと、改善点、よりおもしろくするアイデアなどを、本日授業のリアクションに記入して下さい(ワードファイル等にする必要はありません)。リアクションは出欠記録を兼ねており、成績評価の対象ともなりますので、毎回必ず送信するようにしてください。授業の効率を改善するためのアイデアなどもあれば是非お知らせください。
 各メンバーは、下記の期日の前日深夜までに上記フォルダに研究計画をアップロードしておいてください。以前に提出した計画書をそのまま提出するのではなく、この授業を通して気がついた点は適宜改善し、提出するようにしてください。期日までにアップロードされない場合は専門演習選択時に当方に提出された計画を用いますので、ご了承ください。

18HP101 相原 菜々子 9月25日
18HP113 大野田 龍二 10月2日
18HP122 栗山 愛佳 10月9日
18HP123 河野 卓哉 10月30日
18HP202 安彦 雅友 10月31日
18HP206 伊藤 馨 11月6日
18HP210 内山 嶺治 11月7日
18HP221 木下 開貴 11月13日
18HP230 佐藤 唯人 11月20日
18HP249 馬場 玲音 11月27日
17HP101 會田 圭輔 12月4日

 授業時間中は私もオンラインになっておりますので、集まりたい人は集まって、Teamsのチャットで話ながらリアクションを書いてくださると良いなと思います。

エンタテインメント課題時の皮膚コンダクタンス変化

エンタテインメント課題時の皮膚コンダクタンス変化の検討
 心身相関現象として、 指先の皮膚温変化以上に 広く知られるものとして、精神性発汗現象があります。発汗現象は直接測ることが難しいため、発汗に伴う皮膚の電気的性質の変化を図ります。そのためこの現象は皮膚電気活動と呼ばれることが多いです。皮膚電気活動は、覚醒水準(眠さのようなもの)の指標として使われてきた経緯があります。例えば大学の講義で皮膚電気活動を測定すると、眠くなるにつれて値が低下することが確かめられます(つまり手が乾いているということ)。一方で、このような現象は緊張場面においても顕著にみられ、特にテレビゲームのような課題において、大きく上昇することが確かめられています。この実験実習では、ジェンガを課題として用い、ゲームが発汗活動に与える影響を調べます。

データ処理のインストラクション
 データの処理およびレポートの作成方法は、下記の動画をご覧ください。自分のデータを抜いて分析などする必要はありません。

統計処理ソフト js-Star

参考文献
コンピュータ・ゲーム時の競争環境の違いが自律系生理反応にもたらす効果
IoT皮膚コンダクタンス測定器を用いた授業評価
皮膚電気条件づけ : その意義と研究動向

レポートの提出
 こちらのページからMicrosoft Word形式でお送り下さい。その際、レポートのファイル名は「エンタテインメント課題時の皮膚コンダクタンス変化」として下さい。レポートと併せて、授業課題に対するリアクションも記入して下さい。提出期限は原則として次週月曜の正午までとします。提出期限を過ぎると減点の対象となるのでご注意下さい。

ストレス・リラックス時の皮膚温変化

ストレス・リラックス時の末梢皮膚温変化
 ストレスがかかると交感神経が活動し、 指先の血管は収縮します。 その結果として指先の血流量は減少し、指先の皮膚温が徐々に低下していきます。そのことを利用することで、実験参加者が課題に対してどの程度ストレスを感じているのか、逆にどの程度リラックスしているのかを、数値として表すことができます。この実験実習では、緊張を伴うストレス課題と、リラックス課題を用いることで、心の状態が体( 指先の皮膚温)にどのように現れてくるのかを体験します。

データ処理のインストラクション
 データの処理およびレポートの作成方法は、下記の動画をご覧ください。自分のデータを抜いて分析などする必要はありません。

<追加・変更情報>
図表のタイトルについて
 図表の上、左寄せで配置する。「Table」「Figure」を用い、通し番号を付けて改行し、2行目に左寄せでタイトルを記入する。
p値について
 pやtのような統計量はイタリックで記述してください。p値については正確な値を小数点以下2桁あるいは3桁で記述し,p値が.001より小さいときは,p<.001 と記述することが推奨されています。上記動画中ではjsstarを用いていますが、jsstarにはp値が表示されません。p値を表示したい場合はSASを使用してください(SASによる分析事例)。
引用について
 引用する文献が共著で、著者が3 名以上の場合、第1 著者名以外は「他」,”et al.”と略記する。

統計処理ソフト js-Star

実験刺激
実験刺激(計算課題)→Arithmetic-Task
実験刺激(リラックス課題) Robin-Wood Thrush-Hermit Thrush-Veery

参考文献
騒音刺激が鼻部皮膚温度に及ぼす効果
白色雑音に対する鼻部皮膚温と主観的状態の対応
低コスト生体計測器を利用した心身相関体験プログラムの実施

レポートの提出
 こちらのページからMicrosoft Word形式でお送り下さい。その際、レポートのファイル名は「ストレス時の皮膚温変化」として下さい。レポートと併せて、授業課題に対するリアクションも記入して下さい。提出期限は原則として次週月曜日の正午までとします。期限を過ぎると減点の対象となるのでご注意下さい。

心理サイエンス応用演習Ⅱ-03

前回授業コメントへのフィードバック
 前回授業でもいろいろなことを行いましたが、皆さんからいただいたコメントにフィードバック動画を作成しましたのでご覧ください。

実験刺激の改造
 今日は、音声や植物など、いくつかのアセットを追加しながら、①青空・池あり、②曇り空・池あり、③青空・池なし、④曇り空・池なし、の4種類のシーンを完成させ、キーボードで切り替えられるようにしてみましょう。必要なファイルは動画の下に登録しましたので、ダウンロードして解凍して使って下さい。

どうでしょうか?シーン1から4まで、無事にできましたでしょうか。ちなみに、私が作ったものは、今こんな感じです。作りながら3D音声も結構大事だなと感じました。あちこち振り向くと、方向に応じた音が聞こえ、「あっちには何があるだろう?」と興味を惹かれ、行動を引き出されるからです。心理学に基づいてデザインされるゲームは奥が深いですね。来週はこんな感じで、Unityで作成したゲームをブラウザで見れるようにする方法を学習します。

フォームの改造
 先週はフォームズ入門といった感じでしたが、今週は実用を見据えて、改造を行っていきましょう。4つのシーン全てを1つのフォームで測定します。実験の教示など、実践的な内容もやりながら覚えていただければと思います。

リアクションの記入
 課題が終わった方は、下記アドレスからリアクションを登録してください。先週と同じように、Unityで作成した刺激の動画を添付して下さい。リアクションは出欠記録を兼ねています。また、成績評価の対象となることに留意して下さい。原則として授業の当日を含む3日以内に送るようにしてください。
心理サイエンス応用演習2リアクション

心理サイエンス基礎演習Ⅱ-03

前回授業へのコメント
・橋を綺麗に配置するのがとても難しかった。
→アセットの中にFullBridgeという完成した橋があるのでそれを使うと楽です。
・録画が規定のデータ量に間に合わずに四苦八苦しているのですが
→10Mに収まらない場合は、Teamsのチャットで送って、リアクションに「Teamsで送った」とお書き下さい。
・同じ条件でゲームを作っても位置や見え方によって感じ方もそれぞれ違うと思うのでもしこれから他の方からの一般感情尺度を集める機会があるのなら結果が楽しみです。
→皆さんの作成した映像が結構よくできており、自分も今から結構楽しみです!
・Formsでの回答用紙作成が、思っていたよりも簡単にできて驚きました。
・フォームズは実は友達と話し合う上でいつか作れるようになりたいと思っていたので今回作り方が知れて良かったです。せっかくなので他の場面でも使おうと思います。
→自分で調査ができるようになる事の意義は思いの外大きいと思います。アンケート結果を示して、「学食のメニューを改善せよ!」とか言えますからね。まぁ、学食に入れればの話ですが。
・さらに、実際にカウンセリングセンターや病院に行かなくても、心の状態を知る指標としても使用できるツールとして使用できるのではないだろうか。
→卒論では学生が「ディズニー映画を見ると感情状態は改善するか」という研究をする予定です。気分調査票という様々なネガティブな気分を調べる尺度をフォームスで作成し用いる予定です。
・前回(前期)よりも完成度の高いものが出来ました。
・今回は前回よりも上手くできた気がして嬉しいです。
・今回はかなり満足のいく風景が出来たので嬉しかったです。
→徐々にうまくなると思います。みなさんの実験刺激、見るのを楽しみにしています。
・Unityの空の仕様がとても好きなので、色んなバージョンを試してみたいと思いました。
→アセットストアを探すと、より美しい空があるやもしれません。いろいろ試したくなりますよね。
・今回作成したステージでは青空と水があることから夏っぽいステージになったので、PAの値が高くなりそうだなと感じました。
→みなさんも心理学科の学生っぽくなってきましたね!そういう仮説をたてる事は研究を行う上で大切です。曇り空との比較だと、なおさらはっきり差が出そうですよね。
・「空」だけに着目しても多くの条件を作成することが出来るのではないだろうか。
いろいろな切り口の実験が成立します。空もそうですが、音の種類とか、樹木の数とか。雨を降らせたりするのも面白そうです。有料アセットですが、動く空を出すソフトもあるので、実験に使ってみようと思っています。
・パソコンの空きが無くなり、何度もやり直しすのが大変でした。前期とかに作ったファイルは削除しても大丈夫ですか?
→大丈夫です。Unityはファイル容量が大きくなりがちなので、節約していきましょう。
・TeamsでURLを記載されていても、1つ目のURLからでは当日の授業ページにいけなのが先週から気になっています。
→ご指摘ありがとう、閲覧できるように改善しました。

実験刺激の改造
 今日は、音声や植物など、いくつかのアセットを追加しながら、①青空・池あり、②曇り空・池あり、③青空・池なし、④曇り空・池なし、の4種類のシーンを完成させ、キーボードで切り替えられるようにしてみましょう。必要なファイルは動画の下に登録しましたので、ダウンロードして解凍して使って下さい。

どうでしょうか?シーン1から4まで、無事にできましたでしょうか。ちなみに、私が作ったものは、今こんな感じです。作りながら3D音声も結構大事だなと感じました。あちこち振り向くと、方向に応じた音が聞こえ、「あっちには何があるだろう?」と興味を惹かれ、行動を引き出されるからです。心理学に基づいてデザインされるゲームは奥が深いですね。来週はこんな感じで、Unityで作成したゲームをブラウザで見れるようにする方法を学習します。

フォームの改造
 先週はフォームズ入門といった感じでしたが、今週は実用を見据えて、改造を行っていきましょう。4つのシーン全てを1つのフォームで測定します。実験の教示など、実践的な内容もやりながら覚えていただければと思います。

リアクションの記入
 課題が終わった方は、下記アドレスからリアクションを登録してください。先週と同じように、Unityで作成した刺激の動画を添付して下さい。リアクションは出欠記録を兼ねています。また、成績評価の対象となることに留意して下さい。原則として授業の当日中に送るようにしてください。
心理サイエンス基礎演習2リアクション

卒業研究2-03

卒論進捗状況(2020/10/02)
現時点の、みなさんの卒論準備状況を記録しておきます。他メンバーの計画も参考にしながら、実施できるように準備して下さい。今後のスケジュールは先週お示ししたとおりですが、11/6に初稿を提出することを想定して、9~10月の予定を組んで下さい。目的や方法などは、データ測定完了を待たず、今から書き始めてしまったほうが安全です。執筆の際は、過去の卒論も参照してください。IDとパスワードがわからない場合はお知らせ下さい。

オンラインでの対応
授業開催日・時間に関係なく、必要に応じてオンラインで個別対応いたします。外出時以外であればいつでも対応しますので、その際はTeamsのチャットに連絡下さい。火曜・木曜が比較的空いています。

齋藤 千愛さん
卒ゼミ内での練習終了(ご協力いただいた方はありがとうございました)。他授業内での予備調査開始。

大村さん
研究計画、実施マニュアル、調査フォームが完成。研究デザイン等、実験内容のディスカッションをチャットで実施。今週から3年の授業で参加者募集&実験開始。

漆師さん
助手室でPOMSを入手。POMSのフォーム化で難航中。質問項目が20を超えると、ランダム化が難しい。

加藤さん
映像と音楽を組み合わせた実験課題に抜本的に改定中・・・

石川さん
実験刺激に不備があったため調整中。

徳永さん
実験刺激をもう少し調整したいとの事。

坂本さん
計画とフォームはすでに完成しているため、あとは実験マニュアルがあれば実施できる。

斎藤 渚さん
計画を準備中