心理学情報処理基礎演習1-07

前回授業へのコメント

群別の評定結果の分析
 前回は、男女混合で分析を行いましたが、今回は男女によって、ファンor非ファンで、どのように評価が違うのかを分析してみましょう。下記動画は、1.男女別評定結果分析とグラフ化→2.ファン別評定結果分析とグラフ化→3.レポートの作成、という手順で進んでいきます。長くて大変ですが、動画を助けにしながら(パソコンを用いて最大画質にして見ることをお勧めします)どうにかがんばってみてください。

今回も提出するのはワード形式のレポートですが、作業中に作成したエクセルのファイルも捨てないで保存しておいて下さい。

追加課題
 簡単すぎて課題がすぐに終わってしまう方は、2023年度のデータも同様に分析してレポートに加えてください。2023年度と2024年度でどのように異なるのかも考察してください。この課題を行った人は「追加課題を行いました」と、リアクションにください。

リアクションと課題の提出
 上記動画に従って作成したワードファイルを「群別の嵐の印象」という名前でデスクトップに保存し、リアクション(感想)と一緒に授業配信日を含む3日以内に送信するようにしてください(ファイル名を間違えると採点されない可能性があるのでご注意下さい)。
AクラスリアクションBクラスリアクション

心理学情報処理基礎演習1-6

前回授業へのコメント
 下記動画を御覧ください。

評定結果の分析
 今日の課題は、1.自分の評定結果の分析→2.自分の評定結果のグラフ化→3.全体の評定結果の分析→4.全体の評定結果のグラフ化→5.レポートの作成、という手順で進んでいきます。作業工程が長いので大変かもしれませんが、動画をよく見て(パソコンを用いて最大画質にして見ることをお勧めします)これまでに学んだ事を活かしながら、やってみてください。

今回提出するのはワード形式のレポートですが、作業中に作成したエクセルのファイルも捨てないで保存しておいて下さい。上記動画のデータは2020年度のものですが、私が計算した21~24年度のデータを下記に載せておきます。自分の計算結果が正しいか気になる方はご確認ください。年代が変わっても、相葉さんの親しみやすさの高さや、桜井さんの全部高い感じは維持されているのが面白いです。

リアクションと課題の提出
 上記動画に従って作成したワードファイルを「嵐の印象」という名前でデスクトップに保存し、リアクション(感想)と一緒に授業配信日を含む3日以内に送信するようにしてください(ファイル名を間違えると採点されない可能性があるのでご注意下さい)。
AクラスリアクションBクラスリアクション

心理学情報処理基礎演習1-05

前回授業へのコメント
 先週はコンピューターの基本構造と、エクセルによる簡単なデータ操作を学びました。エクセルは様々な便利な機能があり、楽しいと感じた方も多くいらっしゃったようでした。苦手な方も必ずできるようになるので徐々に慣れてくださればと思います。

コンピュータの基本構造:ソフトウェア
 今日はコンピュータの基本構造としてソフトウェアの話をします。基本ソフトウェアと応用ソフトウェアにわけられること、応用ソフトウェアにはどのようなものがあるのか、などの話をしていきます。

人物の印象評定をしてみよう
 今回は、人物の印象評定を題材に、実際にデータをとってみようと思います。対象は、あの人達です。

 印象評定は、こちらから行って下さい。5人の評定順序はランダムになっていますので、各自上から順にすすめてください。例年はデータをとったらその場で分析を始めるのですが、オンライン授業の場合、データ取得が完了するのに時間がかかるため、分析は次回にまわそうと思います。したがって、今回はエクセルファイル等を提出する必要はありません。

リアクションと課題の提出
 今回の授業に対するリアクション(感想)を、授業配信日を含む3日以内に送信するようにしてください。期日以内に課題やリアクションが提出されない場合は減点対象となりますのでご注意ください。
AクラスリアクションBクラスリアクション
↑クラスを間違えないようにご注意ください

心理学情報処理基礎演習1-04

前回授業へのコメント
 オンライン版の Office は囲み線が利用できないなど、機能的に一部制限があるようです。通常版のオフィスを大学のコンピューター室で利用するようにしてください。タブレットやスマートフォンでの課題実施はできませんのでご注意ください。

コンピュータの基本構造:ハードウェア
 今日はコンピュータの基本構造としてハードウェアの話をします。コンピュータにはいろいろなものがありますが、その基本構造(構成パーツ)はどれも一緒です。ここでは、広く普及しており、パーツの構成がわかりやすい据え置き型のWindowsパソコンを例に、基本構造を解説していきます。 

エクセルを使ってみよう
 今日は、オフィスソフトウェアの代表ともいえる表計算ソフト、エクセルを使ってみることにしましょう。まずは下記のtask04をダウンロードし、デスクトップに保存しましょう。保存できたら、下記動画を見ながら作業を進めていきましょう。今日は、「時間割の作成」と「合計と平均値の計算」という2種類の動画があります。

上記では、合計 =sum(範囲) と 平均 =average(範囲) の計算式を使います。英語の綴を覚えるようにしましょう。

リアクションと課題の提出
 上記動画に従って作成したファイルを「時間割」という名前でデスクトップに保存し、リアクション(感想)と一緒に、授業配信日内に送信するようにしてください。課題だけではなく、必ずリアクションを送るようにしてください(リアクションの内容は成績評価の対象となっています)。
AクラスリアクションBクラスリアクション
↑クラスを間違えないようにご注意ください

心理学情報処理基礎演習1-03

前回授業へのコメント
 コンピューターの歴史の回は、興味深く聞いてくださった方が多くいらっしゃったようでした。NTTdocomoの話も、「もし日本がiphoneのようなスマートフォンを先に開発できていたら」と思いますよね。Appleの創始者であるジョブスは天才なのでしかたないところもあります。1977年に発売されたApple2の広告にはリビングで株価をチェックするお父さんの姿が描かれています。インターネットどころか、まともな通信手段もなかった時代に、ここまで想像できるビジョンの鋭さには驚くばかりです。課題で暑かったショートカットはぜひとも使ってください。一度覚えれば作業が倍早くなります。他の人より課題を早く片付けて、余った時間で遊ぶためですよ!

心理学におけるコンピュータ利用の実例(1)
 ここでは感情を測る質問紙調査である一般感情尺度を例に、心理学におけるコンピュータの利用方法を紹介します。

調査用紙の作成
 今日はワードを使って一般感情尺度の調査用紙を作成してみます。下記の動画を見ながら、ファイルを作成し、デスクトップに「調査用紙の作成」という名前で保存し、リアクションと一緒に送信してください。ファイルの名前を間違えると、成績にカウントできないことがあるのでご注意ください。作業の際は、ショートカットキーを積極的に使うようにしてください。
コピー:Ctrl+C 貼り付け:Ctrl+V 切り取り:Ctrl+X やり直し:Ctrl+Z

肯定的感情(PA) 否定的感情(NA) 安静状態(CA)
活気のある うろたえた ゆったりした
やる気に満ちた 恐ろしい 平穏な
快調な 動揺した のどかな
陽気な びくびくした のんきな
楽しい 緊張した くつろいだ
充実した 驚いた ゆっくりした
元気な 罪悪感 平静な
愉快な そわそわした 静かな

リアクションの回答
 リアクション(感想)は、出欠記録を兼ねています。原則として授業配信日を含む3日以内に送信するようにしてください。
AクラスリアクションBクラスリアクション
↑クラスを間違えないようにご注意ください

情報処理基礎演習1-02

前回授業へのコメント
 エクセルやワードなどのオフィスアプリケーションが、ちゃんと使えるようになるか不安な方も多くいらっしゃるようでした。非常に簡単なところから徐々に慣れていけば、授業が終わる頃には結構楽しく作業できるようになっていると思います。初心者のために構成された授業ですので、安心して取り組んでください。

コンピュータの歴史
 今日のテーマはコンピュータの歴史です。もはや完全に生活の一部となっているコンピューターですが、その成り立ちについて知っておくことは、操作方法などの理解を深める上で大変重要です。「こういうことがあったんだなあ」というお話として聞いていただければ結構です。

ゲーム開発に支えらるコンピュータ技術の発展 
 コンピュータの歴史において、ゲーム開発は常に技術進歩の最先端です。GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)の開発競争を含む多くの革新が、近年のコンピュータやAI技術の発展に大きく寄与しました。当初リアルなグラフィックスを実現するために開発されたGPUは、並列処理が得意であり、AI技術に転用可能であることが明らかになりました。深層学習やニューラルネットワークなど、近年のAI技術は、ゲーム開発で培われたGPU技術を活用しているわけです。ゲームと言っても遊んでばかりいるわけではないんですよ!

AI技術の急速な発展
 近年のAIを支える深層学習ニューラルネットワークは、従来から存在する技術でしたが、長年のあいだ「遅すぎて使い物にならない」と考えられていました。ところが、GPUの発展によって、「実はとんでもなくスゴイ技術だ!」とわかってきたのが、ここ数年の話です。画像認識による医療診断や、自然言語処理による翻訳、プロ選手を打ち負かすチェスや将棋のゲームAIなど、すべてGPUによる深層学習が重要な役割を果たしています。近年話題になっているのは、画像や文章などを、人間が創ったものと区別できないレベルで生成することができる、「生成系AI」です。私達の生活は、急速に発展するAIの支援によって、大きく様変わりしていくと考えられています。

ワードを使ってみる
 今日は簡単な実習として、マイクロソフト Word を使ってみましょう。心理学科ではレポートの作成などにこのソフトを良く使いますが、必要な機能はごく限られているので、誰にでも学習可能です。

 上記の動画に従いWordファイルを操作し、2ページめに最近あった面白いことを1/3ページほどで記入し、デスクトップに「最近あった面白いこと」という名前で保存してください。保存したファイルは、下記の動画に示されている方法でリアクションと一緒に送信してください。課題を送るだけでなく、授業に対するリアクションも必ず記入するようにご注意ください。

課題の送信方法

リアクションの回答
 リアクション(感想)は、出欠記録を兼ねていますので、授業開催日中に送信するようにしてください。
AクラスリアクションBクラスリアクション
↑クラスを間違えないようにご注意ください

心理学情報処理基礎演習1

人間を理解するには、様々な方法で人間を測る必要があります。いろいろな刺激を人間にあたえたり、その反応を測ろうとするとき、さまざまな情報処理の知識が、きっと大きな助けになるでしょう。具体的には、コンピュータから映像や音を出したり、それに応じて生じた人間の反応を、やはりコンピュータを用いて、測り、整理し、わかりやすく説明できるようになる事が重要です。本講義では、これ らの過程において必要となる、各種情報機器の使い方を学習します。成績は、授業への参加度、課題提出率を考慮し、総合的に評価します。

本講義の目的
1.情報処理の中心となるコンピュータについて学び、1)その歴史、2)構成要素(ハードウェアとソフトウェア)、3)データ表現、4)ネットワーク、に関して基礎的な知識を身につけ、説明できるようになる。
2.心理学に関連付けた様々な情報処理課題(調査用紙の作成、調査結果の集計、データの視覚化)を、実際にコンピュータを用い行うことにより、文書作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトを使えるようになる。

スケジュール

01.ガイダンス:授業の進め方、単位修得条件など(5/8)
02.コンピュータの歴史(5/15)
03.心理学におけるコンピュータ利用の実例(1)

リアクション
授業の各回の終了時に、下記アドレスからリアクションを登録してください(リアクションは出欠記録を兼ねています)。
AクラスリアクションBクラスリアクション
↑クラスを間違えないようにご注意ください!

受講の準備

Googleアカウントの作成
様々なデジタル開発ツールを使用するに当たり、Googleアカウント(Gmailアドレス)が必要となります。Googleアカウントは、様々なサイトでのログインに利用可能であり、本授業を受講する学生は必ず作成してください。アカウントを持っていない人は、下記アドレスより、作成するようにしてください。
Gmail アカウントの作成

Microsoftアカウントの作成
ゲームエンジンUnityを使用する際、プログラミング環境VisualStudioを使用するために、Microsoftアカウントが必要となります。こちらも必要に応じて下記のアドレスより作成してください。
Microsoft アカウントを作成する方法
注:Microsoftアカウントは大学のOffice365アカウントで代用できる可能性があります。

ブラウザの用意
Webブラウザは、様々なデータをインターネットから入手する上で重要な道具です。この授業では、FirefoxもしくはChromeを推奨します。必要に応じてインストールするようにしてください(大学のパソコンを使用する場合は、インストールされているブラウザを利用してください)。

マウスの準備
ノートパソコンを利用している方が多いと思いますが、Unityなど3D関係ソフトウェアはマウスの中央ボタンを多様するので、ノートパソコンのトラックパッドだけでは操作不能です。中央ボタンが利用できるマウスをご用意ください。