生理心理学特殊研究-01

ガイダンス
 生理心理学特殊研究を受講の皆様、こんにちは。授業の目的と到達目標に示される通り、この授業はストレスマネジメントに焦点をあて、皆さんが将来的に臨床心理の現場で役立てられるような知識やスキルを身につけることを目的としています。例年は測定装置を使い、バイオフィードバック等のリラクセーション法の実体験を行いますが、本年度は対面授業を行いにくい状況にあるため、講義や文献講読を中心に構成し、途中で可能であれば、生理指標の計測体験も加えていきたいと思います。

 講義で心身相関現象の概要を理解した後、各自生理指標の測定を含む文献を読み、紹介してもらおうと思います。その際、生理指標を用いたストレス研究は、下記の様なジャーナルから選ぶと良いかもしれません(下記以外から選択しても構いません)。

生理心理学と精神生理学
健康心理学研究
行動医学研究
バイオフィードバック研究

 内容は、直接ストレスマネジメントに関わる研究の他、マネジメントまでいかずともストレス反応にかかわる実験研究でも構いません。文献紹介後のディスカッションで、どのようなストレスマネジメントに応用可能か、アイデアを出し合えればと思っています。

ストレス科学の概要
 今回はガイダンスということもあり、下記動画をご覧いただき、ストレス科学の成り立ちをひととおり理解していただきたく思います。多くの理論が、自律神経系、内分泌系、免疫系の3系統にストレス反応が現れることを指摘している点に注目してください。

リアクションの記入
  上記の動画を視聴し、下記アドレスから、授業当日内にリアクションを登録してください(リアクションは出欠記録を兼ねています)。また、今回は初回ということもありますので、上記に示した進め方で良いか?他にも何か「こういった事をしたい」といったアイデアがあれば、お書きください。
生理心理学特殊研究リアクション