前回授業へのコメント
・今回は、自分で好きな顔や体型、服装にすることができたので自分の推しを作りました。顔が外国人ぽいので似てないですが,,,腕や足の長さを調節するのが難しかったです。
→・・・気になりますよね。このソフトを作ったひとは西洋人と思われます。東洋人の美へのこだわりを解ってないな~と。下にFuseの顔データを拡張する例を動画で示しました。
・髪型や肌の色、服の色などそれぞれに様々なバリエーションがあったので印象形成の実験などで試してみたいと思いました。
→外見や動きなど、キャラクタ作成には、いろいろな研究の可能性がありますよね!ぜひ試してほしいと思います。
・Mixamo Fuseのキャラクタ作成でゾンビのトルソーを見たところ、予想以上の生々しさでかなり驚いた。
→自分も前から思ってました。なんというか・・・Wetですよね。気持ち悪さだけなら、最近のゲームとも良い勝負できます。
・今回の講義でfuseを用いることでかなり手軽にキャラクターを作ることができたのですが、実際に実験に用いる場合に注意すべき点などはありますか。
→より自由に動かそうとすると、眼球を動かせなかったり、表情を変えられなかったりすることが問題になります。キャラクタ作成は奥が深いです。
・Mixamoに登録する際にzipファイルを変換して貼り付けたところ、描画されずにモデルが認識されないことがありました。
→確かに時々あります。微妙に作り変えたりすると何故か読み込めたりします。原因は自分も特定できていません。
・日本人は同じ日本人を身近でみているから判別できて、普段見慣れていない外国人は日本人の方と比べて判別が難しいのであれば、反対に外国人からみて、普段見慣れていない日本人とそっくりのロボットの判別はつくのか、また外国人とそっくりのロボットとの違いにすぐ気づけるのか気になりました。
→西洋諸国の人達は、日本人と中国人、あるいは日本人と韓国人などを見分けることができません。おそらく、興味があってよく観察する対象は、細かな違いを区別できるようになるのだと思います。 我々は羊の群れを見ても「どれもだいたい一緒だな」とか思うわけです。でもおそらく、羊は羊どうしでかなり細かく顔などを見分けており、「私の彼はめっちゃイケ羊なの」とか思ってるというわけです。違いますでしょうか?
・第4回目の授業が6月1日と書いてありますが5月は授業なしで火曜授業になるのでしょうか?
→すみません、昨年の日程が出てしまっておりました。毎週開催されますのでお間違えの無いように。
AIでキャラクタを動かす
ここでは、キャラクタを動かす方法として、AIでナビゲーションをする方法を学びます。まずは、空のステージを作成し、主人公(FPSコントローラ)とMixamoで取得したゾンビをセットしてみましょう。この段階では、ゾンビはステージの上をただ歩いているだけです。
次に、AIを使ってゾンビが自分に向けて歩いてくるように設定しましょう。ゾンビのコントロールには、Navmeshと簡単なプログラム(下記navi01)を使用します。navi01.csは、ダウンロードしてデスクトップに保存し、UnityのAssetフォルダにドラッグ&ドロップしてください。
少し難しくなってきたでしょうか。Navmeshの話は、様々な場所で解説されているので、よくわからない場合は自分で参考になるページを探し、学習する習慣をつけましょう。以下では、ゾンビと障害物を増やし、プログラムの中身を少し解説してみました。
プログラムはたしかに難しいですが、「慣れ」です。少しずつ学習していけば、最終的には複雑なプログラムも書けるようになると思います。
リアクションの記入
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心理サイエンス応用演習1リアクション