心理サイエンス応用演習Ⅱ-02

前回授業へのコメント
・動画のファイルのサイズを10MBすることが大変でした。
→動画のサイズが10 MB 以内にならない場合が、割とあるようです。 どうにもならない場合は、Teamsのチャットから動画を送り、 リアクションには「Teamsで送った」と書いてください。
・今回はより一層心理学実験への応用を意識して取り組んでいきたいと思います。
→ようやく心理学と 関係したことができるので、自分としても楽しみにしています。この授業じゃないとできないような、 何か面白いことがしたいですね!
・実験刺激の作成以外の作業も含めて実験・研究といえると思うので,フォームの準備や分析もきちんと学んでいきたい。
→必ず役に立つと思うので、 これを機会に是非身につけ、授業以外でも色々と使ってみてください。

実験刺激の作成(1)
今回の実験刺激に使用するアセットは、下記のものです。新しいプロジェクトを作成し、予めこれらのアセットをインポートしておきましょう。
Standard Assets (for Unity 2018.4)
Terrain Toolkit 2017
Shed, Tools, Bridge and Fences
AllSky Free – 10 Sky / Skybox Set
Rock package

今回の実験では、空2種類、池の有無で、計4種類のシーンを作成します。つまり、青空・池あり、曇り空・池あり、青空・池なし、曇り空・池なし、の4種類です。下記の動画を見ながら作成していきましょう。

フォームの作成方法(1)
 
Web上で入力フォームを作成し、データを収集するスキルは、なにかにつけ有用なので、これを機に学習しましょう。手始めに情報処理基礎演習などでも暑かった一般感情尺度をWeb化してみましょう。
 一般感情尺度は、肯定的感情(PA)、否定的感情(NA)、安静状態(CA)の3因子構造で、各因子8項目、計24項目の質問紙です。Web上で回答すると、ちょっと長すぎて参加者がイライラするかもしれません。論文中、Table3を参照し、各因子で因子負荷量が高いもの4項目をセレクトすると、

PA:活気のある、楽しい、充実した、陽気な
NA:びくびくした、うろたえた、恐ろしい、そわそわした
CA:ゆっくりした、ゆったりした、平穏な、のどかな

となります。この12項目で、作成することにしましょう。作成方法は、

1.office365にログインする
2.Formsアプリを選択する
3.フォームを作成する
4.共有用リンクを取得し動作検証する

のような手順です。下記動画を参照しながら皆さんも作成してみてください。

動画の最後の方に、回答結果をエクセル形式で取得する部分があります。回答結果がどのようにエクセルファイルに保存されているか、確認しておくようにしましょう。

リアクションの記入
 課題が終わった方は、下記アドレスからリアクションを登録してください。先週と同じように、Unityで作成した刺激の動画を添付して下さい。リアクションは出欠記録を兼ねています。また、成績評価の対象となることに留意して下さい。原則として授業の当日中に送るようにしてください。
心理サイエンス応用演習2リアクション