ガイダンス
前期の間はゲームエンジンの使い方を学びましたが、心理サイエンスコースの目的はゲームの作り方を学ぶことではありません。ゲームエンジンのような新しいテクノロジーを、 心理学に応用する方法を学ぶのが目的です。そこで後期は、自分でゲームエンジンを用いて実験刺激を作成し、それを用いてデータを測定し、集計する方法を学びたいと思います。具体的には下記のような内容を学んでいくことになると思います。
・感情測定用フォームの作成方法、集計方法を学ぶ
・実験刺激をUnityを用いて作成する
・実験刺激をWeb上に公開する方法を学ぶ
・3~4グループに別れ、互いにデータを測定する
・結果をエクセルで集計し、グラフ化し、レポートにまとめる
感情測定用のフォームはこのようなものを作成してもらう予定です。実験刺激は Unity を使ってこのような感じのものを作成してもらう予定です。感情測定用のフォームは、全員で共通のものを使おうと思っていますが、実験刺激に関しては皆さん独自のこだわりをもって作って頂ければと思います。データが測定できたら、それらをまとめ、簡単なレポートの形式で提出していただければと思います。
フィジカルコンピューティングとArduino
また、後半はフィジカルコンピューティングのひとつとして、Arduinoを扱います。フィジカルコンピューティングは心理学情報処理基礎演習1のガイダンスで少しお話しましたが、マイクロコンピュータを使った簡単な電子工作を行います。後期はストレスマネジメントの心理学で登校するとのことですので、その際に機材を受け取り、自宅で体験学習を進めていただければと思います。
今回の課題
今回は、前期の復習も兼ねて Unity を用いて簡単な地形を作成してみましょう。忘れてしまった人は、ここやここを参照し思い出しながらやってみてください。
リアクションの記入
課題が終わった方は、下記アドレスからリアクションを登録してくださいリアクションは出欠記録を兼ねています。原則として授業の当日中に記録を行ってください。
心理サイエンス基礎演習2リアクション