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スタンドアロン4人同時皮膚温計

教育用に、4人同時に皮膚温が計測できる装置を作成しました。USBバスパワーで動作し、4人分の皮膚温が液晶ディスプレイに表示されます。測定値は10倍で表示されます。
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構成部品は以下のとおりです。

(1)ArduinoUNO x1
(2)ブレッドボード x1
(3)温度センサー x4
(4)液晶ディスプレイ x1
(5)サーボケーブル(80cm) x4
(6)単芯ケーブル 各色適宜
(7)収縮チューブ 各色適宜

部品リスト:standalone_temp4

主要な部品は秋月電子通商で入手できます。サーボケーブルは、ラジコン部品ショップで、単芯ケーブル(ジャンプワイヤーでも良い)と収縮チューブは秋葉原で入手しています。

測定・表示ソフトウェアは、Arduino開発環境(1.0.5)で作成しました。液晶ディスプレイ制御ライブラリは、オレ工房様から頂きました。

ソフトウェア:temp4_150302

下記は、安静3分→スピーチ課題3分→安静3分のスケジュールで、30秒おきに皮膚温を測定し、プロットした事例です。精神負荷による皮膚温低下が検出できています。

temp

 

呼吸センサの作成(圧センサを用いて)

呼吸の測定を行いたいと思っているのですが,
既製品の呼吸センサはどうも使用しにくいということもあり,

某既成品の呼吸センサの原理(呼吸によって形状が変化する部品内に圧センサを設置,形状変化に伴い抵抗値が変わることで呼吸を捉える)をDIYで作成できるのでは?ということで作成・計測してみました。

クリアケースをハサミで適当なサイズにカットし、間に圧センサーと消しゴムを挟んであります。このセンサーの両端に伸縮性の低い紐(具体的には信号線)を結びつけ、胴回りに一周させて固定します。呼吸してお腹が出っ張ると、紐がセンサーの両端を引いて、消しゴムが圧力センサーに押し付けられる仕組みになってます。・・・どうやらちゃんと測定できるようです(写真を参照)。

細かい作成方法に関してはもう少ししっかりと作成できてから公開できれば,と思いますので,今回は数枚の写真を掲載します。

ご不明な点・質問等があればコメントに書き込んでいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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