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指尖容積脈波の測定 –Macにて–

関係者の皆様,日本心理学会のTWS,お疲れ様でした。

早速ですが,「Macで動作をさせるには(草野先生)」の記事を参考にさせていただき,TWSの指尖容積脈波の計測を行いました。(測定PC:Mac Book Pro (OS X))

まず,草野先生から提供していただいたスライド6〜12の「一時データ保存先」の確認を行いました。
ユーザーが1つしかないPCでは基本的に「共有とアクセス」の設定が「読み/書き」になっています。
そのため,複数のユーザーを作成しているPCにおいて設定を変える作業が必要になります。

次に,測定を行いました。
Arduinoでのport設定は「COM」ではなく,私のPCの場合は「/dev/tty.usbmodem1411」と表示されたので,
この名称を「settings.txt」のポート名に修正しました。
そして,Processingを用いて測定するとエラーが出ました。
(Error, disabling serialEvent( ) for /dev/tty.usbmodem1411 null)
参考スライドにも書かれていたエラーです。

スライド13の「Arduinoの挿し直し」を対応策として行ったところ,
エラーが出なくなり,問題なく測定することができました。(写真参照)

しかし,続けて計測すると先ほどと同様のエラーが出てしまい,
測定ができませんでした。
再度,対応策として挿し直したところ測定ができました。
結果として,測定するたびに挿し直さなければいけないということでした。

ArduPV_forMac_error
Error (Processingの下部)
Success
Success

Mac本体の「システム情報」を確認すると,
Arduinoの接続はProcessingでエラーが出ているときにも確認できていました。
そのため,ProcessingでのエラーはArduinoを認識できなくなって生じたわけではないようです。

Arduino認証画面
Arduino認証画面

 

現状の報告になりますが,どうぞよろしくお願いいたします。
解決策がわかりましたらご連絡いたします。

呼吸センサの作成(圧センサを用いて)

呼吸の測定を行いたいと思っているのですが,
既製品の呼吸センサはどうも使用しにくいということもあり,

某既成品の呼吸センサの原理(呼吸によって形状が変化する部品内に圧センサを設置,形状変化に伴い抵抗値が変わることで呼吸を捉える)をDIYで作成できるのでは?ということで作成・計測してみました。

クリアケースをハサミで適当なサイズにカットし、間に圧センサーと消しゴムを挟んであります。このセンサーの両端に伸縮性の低い紐(具体的には信号線)を結びつけ、胴回りに一周させて固定します。呼吸してお腹が出っ張ると、紐がセンサーの両端を引いて、消しゴムが圧力センサーに押し付けられる仕組みになってます。・・・どうやらちゃんと測定できるようです(写真を参照)。

細かい作成方法に関してはもう少ししっかりと作成できてから公開できれば,と思いますので,今回は数枚の写真を掲載します。

ご不明な点・質問等があればコメントに書き込んでいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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