1. 自宅での訓練方法
訓練方法は,下記のインストラクション動画に従って行います.なお,BF訓練は目を開けた状態で行い,安静期間中はFBなしで行ってください.

2. BF訓練におけるイメージ方略の選択
訓練には,下記画像の4つのイメージ方略の中から使用してください.制御方略の「その他」は1~3のいずれにも該当しない方法を指します.例えば、温冷感イメージと情動イメージを併用するなどの方法が含まれます.制御方略の効果には個人差があるため,ご自身に最も適した方法を選び,無理のない範囲で訓練を進めてください.

3. BF装置の機能
本装置のFB機能として,視覚FBにLEDを用いた.具体的には,皮膚温上昇時に赤く点灯し,下降時は青く点灯し,変化量に応じて光量が変化した.聴覚FBにはスピーカーを用い,皮膚温上昇時に500Hz,下降時に1000Hzのビープ音を呈示した.また,液晶ディスプレイに,皮膚温(℃)と1秒間の皮膚温変化量(℃)を表示した.さらに,左側面にはFBの有無の切り替えを行うスイッチを配置し,スイッチを右にスライドするとFBが無効になり,左にスライドするとFBが有効になった.右側面には電源用スイッチを配置した.

4. 電池交換時の注意点
電池ボックスがキツく簡単に取り外せない場合があります.その際は,千枚通し, ボールペンなど細く尖ったものをお使いください.なお,基盤が非常に薄いため,BF装置をしっかりと抑えて電池を交換するようにしてください.


5. BF装置の装着例
BF装置は,ベルトやバッグなど自由な場所に装着可能です.使いやすい位置を選び,ご自身のスタイルに合わせてご活用ください.